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処方箋医薬品注)
腟炎(老人、小児及び非特異性)、子宮頸管炎並びに子宮腟部びらん
エストリオールとして、通常成人1日1回0.5〜1.0mgを腟内に挿入する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
定期的に婦人科的検査(乳房を含めて)等を実施すること。,,,,,
子宮内膜増殖症は細胞異型を伴う場合がある。
子宮筋腫の発育を促進するおそれがある。
症状が増悪するおそれがある。
乳癌が再発するおそれがある。
骨端の早期閉鎖、性的早熟を来すおそれがある。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
発疹、潮紅、呼吸困難、血圧低下等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
長期連用により、血栓症が起こることが報告されている。
頻度不明
過敏症
発疹等
乳房
乳房痛、乳房緊満感等
生理的月経の発現に障害を及ぼすような投与を避けること。
本剤は腟内挿入のみに使用し、内服させないこと。
卵胞ホルモン剤を長期間(約1年以上)使用した閉経期以降の女性では、子宮内膜癌になる危険性が対照群の女性と比較して高く、この危険性は、使用期間、使用量と相関性があることを示唆する疫学調査の結果が報告されている4),5),6) 。
肝において3位水酸基のグルクロン酸抱合などを受けた後、胆汁排泄などにより消失する7) 。
腟炎、子宮腟部びらん、子宮頸管炎に対し、主として1回1錠、3〜10回の投与により、局所症状の改善をみとめ、腟脂膏は角化傾向を示した8),9),10) 。
エストラジオールが肝臓で代謝されて出来る物質で、エストロゲンとしての作用を現す7) 。
脳下垂体性ゴナドトロピンの分泌を抑制する(ラット24),25) 、ヒト26) )。
エストリオール(Estriol)
Estra-1,3,5 (10) -triene-3,16α,17β-triol
C18H24O3
288.38
白色の結晶性の粉末で、においはない。メタノールにやや溶けにくく、エタノール(99.5)に溶けにくく、水にほとんど溶けない。
281〜286℃
100錠[10錠(PTP)×10]
1) 安田佳子他:医学のあゆみ.1976;98(8):537-538
2) 安田佳子他:医学のあゆみ.1976;99(8):611-612
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6) Mack,T.M.et al.:New Engl.J.Med.1976;294(23):1262-1267
7) 第十七改正日本薬局方解説書.廣川書店;2016.C804-807
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18) 長崎康夫:日本産科婦人科学会雑誌.1961;13(8):943-951
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