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通常、1日1~数回適量を患部に塗布する。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。
0.1~5%未満
頻度不明
過敏症
皮膚炎、そう痒、発赤、発疹、潮紅等
皮膚刺激感
皮膚
(投与部位)
紫斑
ヘパリン類似物質ローション0.3%「ニットー」とヒルドイドローション0.3%を健康成人男性の両腕前腕部内側にそれぞれ5mg適用(面積2.54cm2)し、適用6時間後における角層中薬物量の平均値の差について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、両製剤の生物学的同等性が確認された1) 。
角層中薬物量
(μg/2.54cm2)
ヘパリン類似物質ローション0.3%「ニットー」
0.787±0.272
ヒルドイドローション0.3%
0.783±0.265
(平均値±標準偏差、n=18)
皮脂欠乏症患者54例、進行性指掌角皮症患者27例を対象に0.3%ヘパリン類似物質ローションの適量を1日2~3回、皮脂欠乏症は2週間、進行性指掌角皮症は4週間単純塗擦した一般臨床試験2) における改善率は、次のとおりであった。副作用は認められなかった。
対象疾患名
改善率(%)(改善以上)
皮脂欠乏症
98.1(53/54)
進行性指掌角皮症
85.2(23/27)
肥厚性瘢痕・ケロイド患者20例を対象に0.3%ヘパリン類似物質ローションの適量を1日1~数回、8週間単純塗擦又はガーゼ等にのばして貼付した一般臨床試験3) における改善率(改善以上)は、66.7%(10/15例)であった。副作用は認められなかった。
外傷(捻挫、挫傷)患者20例を対象に0.3%ヘパリン類似物質ローションの適量を1日数回、10日間塗擦した一般臨床試験4) における改善率(改善以上)は、100%(18/18例)であった。
副作用は認められなかった。
作用機序は明確ではない。
血液凝固時間を延長し、血液凝固抑制作用を示す(ヒト5)6) 、イヌ 5) 、ウサギ6) )。
水素クリアランス法による実験で、皮膚組織血流量の増加を認めた7)8) (ウサギ)。
実験的血腫の消退促進を認めた7) (ウサギ)。
皮膚に対する保湿効果を有し(ヒト)9)、実験的乾燥性皮膚において角質水分保持増強作用を認めた8)10) (モルモット)。
組織癒着防止に関する実験で、線維芽細胞増殖の抑制を認めた5)11)(ウサギ)。
紫外線紅斑抑制作用を有する 12) (モルモット)。
ヘパリン類似物質(Heparinoid)
帯黄白色の無晶性の粉末で、においはなく、味はわずかに苦い。水に溶けやすく、メタノール、エタノール(95)、アセトン又は1-ブタノールにほとんど溶けない。水溶液(1→20)のpHは5.3~7.6である。
1) 社内資料:ヘパリン類似物質ローション0.3%「ニットー」の生物学的同等性試験
2) 原田昭太郎ほか:臨床医薬.2001;17(7):1051‒1062
3) 大島良夫ほか:臨床医薬.2001;17(7):1079‒1087
4) 山崎誠ほか:臨床医薬.2001;17(7):1071‒1078
5) 中安国裕:東京慈恵会医科大学雑誌.1961;76(2):494‒514
6) 石川浩一ほか:外科.1955;17(12):849‒854
7) 木戸裕子ほか:基礎と臨床.1996;30(3):463‒469
8) 土肥孝彰ほか:薬理と治療.2001;29(2):127‒134
9) 安藤隆夫ほか:日本香粧品科学会誌.1984;8(3):246‒250
10) 難波和彦:久留米医学会雑誌.1988;51(6):407‒415
11) 間狩孝:日本外科宝函.1959;28(9):3757‒3776
12) Raake W.:Arzneim.‒Forsch./Drug Res.1984;34(4):449‒451
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