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苦味チンキ「東海」

添付文書番号

2333001X1120_2_01

企業コード

480034

作成又は改訂年月

2023年12月改訂(第1版)

日本標準商品分類番号

872333

薬効分類名

健胃消化剤

承認等

苦味チンキ「東海」

販売名コード

YJコード

2333001X1120

販売名英語表記

Bitter Tincture

承認番号等

承認番号

16100AMZ01861

販売開始年月

1955年9月

貯法・有効期間

貯法

室温保存

有効期間

3年

基準名

日本薬局方

苦味チンキ

一般的名称

苦味チンキ

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

ジスルフィラム、シアナミド、カルモフール、プロカルバジン塩酸塩を投与中の患者[10.参照]

3. 組成・性状

3.1 組成

苦味チンキ「東海」

有効成分100mL中
トウヒ   5g
センブリ  0.5g
サンショウ 0.5g  
添加剤エタノール

3.2 製剤の性状

黄褐色の液で、芳香があり、味は苦い。

苦味チンキ「東海」

4. 効能又は効果

  • 矯味・矯臭の目的で調剤に用いる。
    また、苦味健胃剤の調剤に用いる。

6. 用法及び用量

矯味・矯臭の目的で調剤に用いる。また、苦味健胃剤の調剤に用いる。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.5 妊婦

治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合のみ投与すること。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

10. 相互作用

    10.1 併用禁忌(併用しないこと)

    薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子

    ジスルフィラム(ノックビン)

    シアナミド(シアナマイド)

    カルモフール(ミフロール)

    プロカルバジン塩酸塩

    これらの薬剤とのアルコール反応(顔面潮紅、血圧降下、悪心、頻脈、めまい、呼吸困難、視力低下等)を起こすおそれがある。

    本剤はエタノールを含有しているため。

    10.2 併用注意(併用に注意すること)

    薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子

    N-メチルテトラゾールチオメチル基を有するセフェム系抗生物質

     セフメノキシム塩酸塩

     セフォペラゾンナトリウム

     セフブペラゾンナトリウム

     セフミノクスナトリウム水和物

     セフメタゾールナトリウム

     ラタモキセフナトリウム

    メトロニダゾール

    これらの薬剤とのアルコール反応(顔面潮紅、悪心、頻脈、多汗、頭痛等)を起こすおそれがある。

    本剤はエタノールを含有しているため。

    18. 薬効薬理

    18.1 作用機序

    トウヒの精油、サンショウの精油と辛味物質による刺激作用並びにトウヒとセンブリの苦味質による反射作用によって、唾液、胃液などの消化液の分泌を促進し、消化管運動を亢進して食欲を増進させる。1)

    20. 取扱い上の注意

    火気を避けて保存すること。

    22. 包装

    500mL[ガラス容器]

    24. 文献請求先及び問い合わせ先

    株式会社アラクス お客様相談室

    〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内3丁目2-26

    TEL 0120-225-081

    FAX 052-951-1738

    26. 製造販売業者等

    26.1 製造販売元

    東海製薬株式会社

    愛知県名古屋市中川区江松一丁目105番地

    26.2 発売元

    株式会社アラクス

    愛知県名古屋市中区丸の内3丁目2-26

    〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル

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