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血栓性静脈炎(痔核を含む)、血行障害に基づく疼痛と炎症性疾患(注射後の硬結並びに疼痛)、凍瘡、肥厚性瘢痕・ケロイドの治療と予防、進行性指掌角皮症、皮脂欠乏症、外傷(打撲、捻挫、挫傷)後の腫脹・血腫・腱鞘炎・筋肉痛・関節炎、筋性斜頚(乳児期)
〈クリーム〉
通常、症状により適量を、1日1~数回塗布またはガーゼ等にのばして貼付する。
〈ローション〉
通常、1日1~数回適量を患部に塗布する。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。
0.1~5%未満
頻度不明
過敏症
皮膚炎、そう痒、発赤、発疹、潮紅等
皮膚刺激感
皮膚
(投与部位)
紫斑
0.3%ヘパリン類似物質クリームの効能追加時までに実施された国内総計2192例を対象とした、二重盲検比較試験1) を含む臨床試験における有効率は、次のとおりであった。
表 対象疾患別の有効率
対象疾患名
有効率(%)(有効以上)
皮脂欠乏症
91.2(259/284)
進行性指掌角皮症
71.6(68/95)
凍瘡
90.8(129/142)
肥厚性瘢痕・ケロイド
75.5(369/489)
血行障害に基づく疼痛と炎症性疾患
100(8/8)
血栓性静脈炎
78.0(71/91)
外傷後の腫脹・血腫・腱鞘炎・筋肉痛・関節炎
75.5(508/673)
筋性斜頸
88.3(362/410)
皮脂欠乏症患者54例、進行性指掌角皮症患者27例を対象に0.3%ヘパリン類似物質ローションの適量を1日2~3回、皮脂欠乏症は2週間、進行性指掌角皮症は4週間単純塗擦した一般臨床試験2) における改善率は、次のとおりであった。
副作用は認められなかった。
表 対象疾患別の改善率
改善率(%)(改善以上)
98.1(53/54)
85.2(23/27)
肥厚性瘢痕・ケロイド患者20例を対象に0.3%ヘパリン類似物質ローションの適量を1日1~数回、8週間単純塗擦又はガーゼ等にのばして貼付した一般臨床試験3) における改善率(改善以上)は、66.7%(10/15例)であった。副作用は認められなかった。
外傷(捻挫、挫傷)患者20例を対象に0.3%ヘパリン類似物質ローションの適量を1日数回、10日間塗擦した一般臨床試験4) における改善率(改善以上)は、100%(18/18例)であった。副作用は認められなかった。
作用機序は明確ではない。
血液凝固抑制作用試験において、血液凝固時間を延長した5) (ウサギ)。
実験的血種の消退促進を認めた6) (ウサギ)。
実験的乾燥皮膚モデルにおいて、角質水分保持時間を延長した7) (モルモット)。
組織癒着防止に関する実験で、線維芽細胞増殖の抑制を認めた8),9) (ウサギ)。
紫外線紅斑抑制作用を有する10) (モルモット)。
ヘパリン類似物質(Heparinoid)
帯黄白色の無晶性の粉末である。水に溶けやすく、メタノール、エタノール(95)、アセトン又は1-ブタノールにほとんど溶けない。
50g[1チューブ]×10
1) ヒルドイド研究班:臨床医薬 1988;4(10):1903-1911
2) 原田昭太郎ら:臨床医薬 2001;17(7):1051-1062
3) 大島良夫ら:臨床医薬 2001;17(7):1079-1087
4) 山崎 誠ら:臨床医薬 2001;17(7):1071-1078
5) 社内資料(2003年3月承認、申請資料)
6) 木戸裕子ら:基礎と臨床 1996;30(3):463-469
7) 社内資料(2003年3月承認、申請資料)
8) 中安国裕:東京慈恵会医科大学雑誌 1961;76(2):494-514
9) 間狩 孝:日本外科宝函 1959;28(9):3757-3776
10) Raake W.:Arzneim.-Forsch./Drug Res. 1984;34(4):449-451
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