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通常1日2~3回適量を患部に塗布する。なお、症状により適宜増減する。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には大量又は長期にわたる広範囲の使用を避けること。妊娠マウスの器官形成期にトリアムシノロンアセトニドを筋肉内投与した実験で、胎児に口蓋裂が認められている。
長期・大量使用又は密封法(ODT)により発育障害を来すおそれがある。また、おむつは密封法と同様の作用があるので注意すること。
慎重に使用すること。長期使用した場合、皮膚菲薄化等があらわれやすい。
頻度不明
皮膚の感染症注1)
真菌性(カンジダ症・白癬等)及び細菌性(伝染性膿痂疹、毛囊炎等)感染症
その他の皮膚症状注2)
ステロイドざ瘡(尋常性ざ瘡に似るが、白色の面皰が多発する傾向がある。)、ステロイド酒さすなわち口囲皮膚炎(口囲、顔面全体に紅斑、丘疹、毛細血管拡張、痂皮、鱗屑を生じる。)、ステロイド皮膚(皮膚萎縮、毛細血管拡張)、魚鱗癬様皮膚変化、紫斑、多毛、色素脱失
過敏症
刺激感、発疹
下垂体・副腎皮質系機能注3)
下垂体・副腎皮質系機能の抑制
眼科用として使用しないこと。
化粧下、ひげそり後など治療以外の目的に使用しないこと。
14C-トリアムシノロンアセトニド0.1%クリームをヒトの角質剥離皮膚に塗布したとき、24時間後においても塗布部位に約40%残存することが認められている1)。
14C-トリアムシノロンアセトニド0.1%軟膏をヒトの健常腋窩皮膚に24時間密封塗布し、オートラジオグラフ法を用いて観察したとき、7日後においても毛囊壁、アポクリン腺に貯留が認められている2)。
糖質コルチコイド作用を主とする作用持続性のトリアムシノロン誘導体である。糖質代謝作用、抗炎症、抗アレルギー作用が強く、一方、鉱質代謝作用は弱い3)。
ヒトの健常皮膚において、酢酸ヒドロコルチゾンの100倍の毛細血管収縮作用を示している4)。トリアムシノロンアセトニドゲル0.1%「TK」の血管収縮反応試験での組織への透過性は、ワセリン基剤の約16倍である5)。トリアムシノロンアセトニドクリーム0.1%「TK」の血管収縮反応試験での組織への透過性は、ワセリン基剤の50~250倍である5)。
ラットの線維芽細胞での実験では、ヒドロコルチゾンの約150倍の抑制作用を示している6)。
0.1%軟膏を尋常性乾癬の患者3例に20g/日、7日間密封塗布したとき、血清11-OHCS値及び尿中17-OHCS値に対する影響は軽度であると報告されている7)。
トリアムシノロンアセトニド(Triamcinolone Acetonide)
9-Fluoro-11β,21-dihydroxy-16α,17-(1-methylethylidenedioxy)pregna-1,4-diene-3,20-dione
C24H31FO6
434.50
*白色の結晶性の粉末である。エタノール(99.5)又はアセトンにやや溶けにくく、メタノールに溶けにくく、水にほとんど溶けない。結晶多形が認められる。
約290℃(分解)
*+110~+120°(乾燥後、0.1g、エタノール(99.5)、10mL、100mm)
10本[5g(チューブ)×10]10本[10g(チューブ)×10]
1) Malkinson, F. D. et al.:Arch Dermatol.1963;88:427-439
2) 久木田淳 他:皮膚科の臨床.1969;11:122-130
3) *第十八改正 日本薬局方解説書 廣川書店.2021;C3631-3636
4) Mckenzie, A. W.:Arch Dermatol.1962;86:611-614
5) 石原勝:薬理と治療.1978;6:2451-2455
6) Ruhmann, A. G. et al.:J Invest Dermatol.1967;49:123-130
7) 島雄周平 他:西日本皮膚科.1975;37(3):410-419
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