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劇薬
処方箋医薬品注)
運動器疾患に伴う有痛性痙縮(腰背痛症、頸肩腕症候群、肩関節周囲炎、変形性脊椎症など)。
プリジノールメシル酸塩として、通常、成人1回2mgを1日1回筋肉内または静脈内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないように注意すること。
抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。
腎障害を悪化させるおそれがある。
肝障害を悪化させるおそれがある。
妊婦または妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
中枢神経抑制剤
モノアミン酸化酵素阻害剤アルコール
眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下を増強することがあるので、単独投与することが望ましいが、止むを得ず併用する場合には、減量するなど注意すること。
相互に中枢神経抑制作用を増強することがある。
0.1~5%未満
0.1%未満
頻度不明
過敏症
ショック様症状等
発疹
精神神経系
眠気、めまい、ふらつき、脱力感、倦怠感等
消化器
悪心・嘔吐等
口渇
ロキシーン注2mgの臨床試験は、二重盲検比較試験を含め、国内18施設で計478例について実施した。その概要は次のとおりである1),2),3),4)。
腰背痛症に対しては、有効率71.4%(15/21)を示した。
頸肩腕症候群に対しては、有効率59.7%(37/62)を示し、また、二重盲検比較試験によって本剤の治療効果が認められている。
肩関節周囲炎に対しては、有効率53.1%(51/96)を示した。
変形性脊椎症に対しては、有効率52.9%(18/34)を示した。
脊椎分離および辷り症、椎間板ヘルニア、変形性関節症、脊椎性疾患等に対しては、有効率52.1%(138/265)を示した。
プリジノールメシル酸塩の作用は、大脳皮質、脳幹網様体、延髄および脊髄等の中枢から、骨格筋に至る末梢神経系におよぶ。中枢および末梢神経に対してアトロピン類似の筋弛緩作用を示し、運動器疾患による有痛性委縮を緩解する。
プリジノールメシル酸塩(Pridinol Mesilate)
1,1-Diphenyl-3-piperidino-1-propanol methanesulfonate
C20H25NO・CH3SO3H
391.52
白色の微粉末で、わずかに特異なにおいがあり、味は苦い。クロロホルムに溶けやすく、水またはエタノール(95)にやや溶けにくく、アセトンに溶けにくく、ジエチルエーテルまたは石油エーテルにほとんど溶けない。水溶液(1→50)のpHは5.0~6.0である。
160~162℃
1mL×50アンプル1mL×200アンプル
1) 市川宣恭他:基礎と臨床.1974;8(2):518-524
2) 市川宣恭他:基礎と臨床.1974;8(3):833-835
3) 川村次郎:新薬と臨床.1967;16(4):465-472
4) 社内資料:ロキシーン文献集
5) 古川敏議他:東邦医学会雑誌.1967;14(1):17-29
6) 社内資料:Pharmacological researches with LYSEEN-Hommel-
7) L.Sorrentino et al.:Farmaco..1971;26(5):293-302
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