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排尿困難、頻尿、残尿及び残尿感、排尿痛、尿線細小、会陰部不快感
1回2錠、1日2~3回経口投与する。症状に応じて適宜増減する。
0.1~5%未満
頻度不明
皮膚
発疹、蕁麻疹等の過敏症状
消化器
嘔気、食欲不振、胃部不快感、便秘等
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。
比較試験を含む国内臨床試験報告23報、総計498症例における有効率は前立腺肥大症67.5%(135/200)、慢性前立腺炎63.8%(190/298)で、排尿困難、残尿感、排尿痛等の自覚症状及び他覚所見に改善が認められた1),2),3),4),5),6),7),8),9),10),11),12),13),14),15),16),17),18),19),20),21),22),23)。
作用機序は明確になっていない。
去勢ラットに17β-エストラジオールを投与し誘発した非細菌性前立腺炎モデルにおいて、腺上皮細胞の低下した分泌機能を回復させ、腺腔内・間質への炎症性細胞の浸潤を抑制した24)。
ラットにおける卵白アルブミンによる急性足蹠浮腫並びにろ紙ペレット法による肉芽増殖を抑制した。In vitroの試験において、ウシ血清アルブミンの熱変性、ラット赤血球の熱溶血をそれぞれ抑制した25)。
無麻酔ラットを用いて測定した膀胱内圧曲線(シストメトログラム)において、排尿時の膀胱最大内圧を増大させた。なお、排尿回数、排尿直前の排尿閾値圧にはほとんど影響しなかった26)。
In vitroの試験において、マウスの摘出膀胱筋を収縮させ、この作用はセルニチンT60に基づくものであった。一方、マウスの尿道筋ではノルエピネフリン収縮を抑制し、また、セルニチンGBXはブタの摘出尿道筋を直接弛緩させた27)。
正常ラット及びテストステロンを投与した去勢ラットで前立腺の重量増加をそれぞれ抑制した。一方、精嚢、睾丸、副腎等の他臓器の重量及び病理組織学的所見に著変はなかった28)。
本剤は吸湿性が強いので、アルミピロー包装開封後は湿気を避けて保存し、服用直前までPTPシートから取り出さないこと。吸湿により変色する。
100錠[10錠(PTP)×10]500錠[10錠(PTP)×50]1000錠[10錠(PTP)×100]1050錠[21錠(PTP)×50]
1) 斉藤 泰:臨床と研究. 1967;44(6):1301-1305
2) 斉藤 泰:臨床と研究. 1967;44(12):2688-2689
3) 社内資料:前立腺炎に対する花粉製剤セルニルトンの使用経験
4) 社内資料:慢性前立腺炎に於けるCerniltonの使用知見
5) 社内資料:慢性前立腺炎に対するセルニルトンの使用経験(1)
6) 社内資料:慢性前立腺炎に対するセルニルトンの使用経験(2)
7) 社内資料:慢性前立腺炎に対するCerniltonの臨床経験
8) 大北健逸 他:新薬と臨床. 1968;17(10):1361-1364
9) 社内資料:花粉製剤セルニルトンの前立腺肥大症に対する効果に就いて
10) 社内資料:花粉製剤セルニルトンの前立腺肥大症に対する効果について(追補)
11) 稲田 務 他:泌尿器科紀要. 1967;13(6):466-469
12) 社内資料:セルニルトンの使用経験
13) 社内資料:前立腺炎に対するCerniltonの使用経験
14) 社内資料:慢性前立腺炎に対するCerniltonの使用経験
15) 加藤哲郎 他:泌尿器科紀要. 1970;16(4):192-195
16) 川倉宏一:診療と新薬. 1970;7(6):1215-1218
17) 城代明仁 他:泌尿器科紀要. 1988;34(3):561-568
18) 竹内弘幸 他:泌尿器科紀要. 1981;27(3):317-326
19) 北野太路 他:泌尿器科紀要. 1982;28(3):325-331
20) 上田公介 他:泌尿器科紀要. 1985;31(1):187-191
21) 堀井明範 他:泌尿器科紀要. 1985;31(4):739-746
22) 林 淳二 他:泌尿器科紀要. 1986;32(1):135-141
23) 鈴木孝憲 他:泌尿器科紀要. 1992;38(4):489-494
24) 花本美津恵 他:薬理と治療. 1998;26(11):1807-1815
25) 伊藤隆太 他:応用薬理. 1984;28(1):55-65
26) 永嶌晃子 他:薬理と治療. 1998;26(11):1801-1806
27) 木村正康 他:医学と薬学. 1986;15(2):521-532
28) 伊藤隆太 他:応用薬理. 1986;31(1):1-11
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