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セネガシロップ〈ハチ〉

添付文書番号

2231001Q1060_1_13

企業コード

480199

作成又は改訂年月

2023年6月改訂(第1版)

日本標準商品分類番号

872231

薬効分類名

去たん剤

承認等

セネガシロップ〈ハチ〉

販売名コード

YJコード

2231001Q1060

販売名英語表記

Senega Syrup〈Hachi〉

販売名ひらがな

せねがしろっぷ〈はち〉

承認番号等

承認番号

16100AMZ03168

販売開始年月

1986年3月

貯法・有効期間

貯法

室温保存

有効期間

3年

基準名

日本薬局方

セネガシロップ

一般的名称

セネガシロップ

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

ジスルフィラム、シアナミド、カルモフール、プロカルバジン塩酸塩を投与中の患者

3. 組成・性状

3.1 組成

セネガシロップ〈ハチ〉

有効成分100mL中 セネガ4g  
添加剤白糖、デヒドロ酢酸ナトリウム、エタノール、カラメル

3.2 製剤の性状

セネガシロップ〈ハチ〉

性状黄褐色の濃稠な液で、サリチル酸メチル様の特異なにおいがあり、味は甘い。

4. 効能又は効果

下記疾患に伴う喀痰喀出困難
 急性気管支炎、感冒・上気道炎

6. 用法及び用量

セネガシロップとして、通常成人1日10~35mLを3回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

10. 相互作用

    10.1 併用禁忌(併用しないこと)

    薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子

    ジスルフィラム (ノックビン)、シアナミド(シアナマイド)、カルモフール、プロカルバジン塩酸塩

    これらの薬剤とのアルコール反応 (顔面潮紅、血圧降下、悪心、頻脈、めまい、呼吸困難、視力低下等) を起こすおそれがある。

    本剤はエタノールを含有しているため。

    10.2 併用注意(併用に注意すること)

    薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子

    N-メチルテトラゾールチオメチル基を有するセフェム系抗生物質(セフメノキシム塩酸塩、セフォペラゾンナトリウム、セフミノクスナトリウム水和物、セフメタゾールナトリウム、ラタモキセフナトリウム)、メトロニダゾール

    これらの薬剤とのアルコール反応 (顔面潮紅、悪心、頻脈、多汗、頭痛等) を起こすおそれがある。

    本剤はエタノールを含有しているため。

    11. 副作用

    次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

    11.2 その他の副作用

    頻度不明

    消化器注)

    嘔気、嘔吐、下痢、食欲不振

    注)大量投与によりあらわれることがある。

    18. 薬効薬理

    18.1 作用機序

    咽頭などの粘膜刺激により舌咽神経を介して反射的に気道液分泌を増加し、分泌された粘液の排出機能をも亢進し、去痰作用を現すと推定される1)

    20. 取扱い上の注意

    本剤は原料に天然物が含まれているため、その産地や採集時期により、製品の色調やにおいが一定しないことがある。

    22. 包装

    500mL[ガラス瓶]

    24. 文献請求先及び問い合わせ先

    東洋製薬化成株式会社 医薬情報部

    〒533-0031 大阪市東淀川区西淡路5丁目20番19号

    電話 0120-443-471

    26. 製造販売業者等

    26.1 製造販売

    東洋製薬化成株式会社

    大阪市鶴見区鶴見2丁目5番4号

    26.2 販売

    小野薬品工業株式会社

    大阪市中央区久太郎町1丁目8番2号

    〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル

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