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パンクレアチン〈ハチ〉

添付文書番号

2331006X1098_2_03

企業コード

480199

作成又は改訂年月

2023年7月改訂(第1版)

日本標準商品分類番号

872331

薬効分類名

消化酵素剤

承認等

パンクレアチン〈ハチ〉

販売名コード

YJコード

2331006X1098

販売名英語表記

Pancreatin〈Hachi〉

販売名ひらがな

ぱんくれあちん〈はち〉

承認番号等

承認番号

16000AMZ05880

販売開始年月

1985年12月

貯法・有効期間

貯法

30℃以下で保存

有効期間

3年

基準名

日本薬局方

パンクレアチン

一般的名称

パンクレアチン

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1 本剤に対し過敏症の既往歴のある患者
  2. 2.2 ウシ又はブタ蛋白質に対し過敏症の既往歴のある患者[ウシ又はブタの膵臓由来の消化酵素であるため。]

3. 組成・性状

3.1 組成

パンクレアチン〈ハチ〉

有効成分1g中 日局パンクレアチン 1g  

3.2 製剤の性状

パンクレアチン〈ハチ〉

性状白色~淡黄色の粉末で、特異なにおいがある。

4. 効能又は効果

消化異常症状の改善

6. 用法及び用量

パンクレアチンとして、通常成人1回1gを1日3回食後に経口投与する。
なお、年齢・症状により適宜増減する。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

11. 副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

11.2 その他の副作用

頻度不明

過敏症

くしゃみ、流涙、皮膚発赤等

14. 適用上の注意

14.1 薬剤調製時の注意

  1. 14.1.1 配合変化

 酸性又は強アルカリ性により失活する1)

14.2 薬剤交付時の注意

  1. 14.2.1 投与に際しては、直ちに飲み下すように注意すること。小児が誤って本剤を大量に停滞させたため、口内炎及び口腔内潰瘍を起こしたとの報告がある。
  2. 14.2.2 投与に際しては、粉末を吸入しないように注意すること。本剤の吸入により気管支痙攣、鼻炎を起こしたとの報告がある。

18. 薬効薬理

18.1 作用機序

プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、トリプシン、キモトリプシン、カルボキシペプチダーゼ、リボヌクレアーゼなど多くの酵素を含有し、タンパク質、炭水化物及び脂肪の消化を行う。しかしトリプシン、アミラーゼ、リパーゼなどは胃液によって活性を失う1)

19. 有効成分に関する理化学的知見

一般的名称

パンクレアチン(Pancreatin)

性状

白色~淡黄色の粉末で、特異なにおいがある。

22. 包装

500g[袋、バラ]

24. 文献請求先及び問い合わせ先

丸石製薬株式会社 学術情報部

〒538-0042 大阪市鶴見区今津中2-4-2
TEL. 0120-014-561

26. 製造販売業者等

26.1 製造販売元

東洋製薬化成株式会社

大阪市鶴見区鶴見2丁目5番4号

26.2 発売元

丸石製薬株式会社

大阪市鶴見区今津中2-4-2

〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル

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