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劇薬
処方箋医薬品注)
リドカイン又はアミド型局所麻酔薬に対し、過敏症の既往歴のある患者
歯科領域における口腔粘膜損傷の小出血の止血。
本剤の適量をとり、出血部に塗布する。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
血圧降下、顔面蒼白、脈拍の異常、呼吸抑制等があらわれることがある。
振せん、痙れん等の中毒症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、ジアゼパム又は超短時間作用型バルビツール酸製剤(チオペンタールナトリウム等)の投与等の適切な処置を行うこと。
1%未満
頻度不明
歯周組織
歯肉退縮、発赤、歯肉部疼痛
中枢神経注1)
眠気、不安、興奮、霧視、眩暈等
消化器注1)
悪心・嘔吐等
過敏症
蕁麻疹等の皮膚症状、浮腫等
国内2施設において実施された、支台歯形成・窩洞形成、ラバーダム除去、交換期抜歯において小出血を生じた患者を対象とした臨床試験の結果、止血状態の有効率は97.0%(65/67例)であった1),2) 。
有効性解析対象症例670例における有効率は95.2%(638/670例)であった。安全性解析対象症例556例における副作用発現率は0.90%(5/556例) であった。その内訳は、発赤0.18%(1例)、歯肉退縮が0.72%(4例)、歯肉部疼痛が0. 18%(1例)であった。
収れん作用による血液の凝固及び組織の収縮により血管の流出口を塞ぎ止血作用を示す3) 。
モルモットの血液を用いた実験で、本剤の血液凝固時間は60~90秒であった1) 。
ラットを用いた実験で、本剤の止血時間は30秒であった1) 。
塩化アルミニウム(Aluminum Chloride)
Aluminum Chloride
AlCl3・6H2O
241.43
白色~帯黄色の結晶性の粉末で、においはなく、収れん性で特異な味がある。水に極めて溶けやすく、エタノール(95)に溶けやすく、グリセリンにやや溶けやすい。潮解性である。
セチルピリジニウム塩化物水和物(Cetylpyridinium Chloride Hydrate)
1-Hexadecylpyridinium chloride monohydrate
C21H38ClN・H2O
358.00
白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがあり、味は苦い。水、エタノール(95)又はクロロホルムに溶けやすく、アセトンにほとんど溶けない。
80~84℃
リドカイン(Lidocaine)
2-Diethylamino-N-(2,6-dimethylphenyl) acetamide
C14H22N2O
234.34
白色~微黄色の結晶又は結晶性の粉末である。メタノール又はエタノール(95)に極めて溶けやすく、酢酸(100)又はジエチルエーテルに溶けやすく、水にほとんど溶けない。希塩酸に溶ける。
66~69℃
10g[ポリエチレン製容器]
1) 親里嘉健他:小児歯科学雑誌. 1982;20:556-563
2) 落合伸行他:歯界展望. 1983;62:401-404
3) 山本巌他:歯科薬理学. 1978:75-76
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