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〔東洋〕当帰芍薬散料エキス細粒

添付文書番号

5200111C1062_1_08

企業コード

480213

作成又は改訂年月

2023年11月改訂(第1版)

日本標準商品分類番号

875200

薬効分類名

漢方製剤

承認等

〔東洋〕当帰芍薬散料エキス細粒

販売名コード

YJコード

5200111C1062

販売名ひらがな

とうようとうきしゃくやくさんりょうえきすさいりゅう

承認番号等

承認番号

16100AMY00458000

販売開始年月

1988年2月

貯法・有効期間

貯法

室温保存

有効期間

5年

一般的名称

当帰芍薬散

3. 組成・性状

3.1 組成

〔東洋〕当帰芍薬散料エキス細粒

有効成分本剤1日量(7.5g)中、下記の混合生薬より抽出した当帰芍薬散料の水製エキス4.2gを含有する。  
日局トウキ   3.0g
日局センキュウ   3.0g
日局シャクヤク   4.0g
日局ブクリョウ   4.0g
日局ビャクジュツ   4.0g
日局タクシャ   4.0g
添加剤トウモロコシデンプン(賦形剤)

3.2 製剤の性状

〔東洋〕当帰芍薬散料エキス細粒

剤形細粒剤
色調褐色
識別コードTY-085
におい特異の臭い
苦く、後にやや甘い

4. 効能又は効果

比較的体力が乏しく、冷え症で貧血の傾向があり疲労しやすく、ときに下腹部痛、頭重、めまい、肩こり、耳なり、動悸などを訴える次の諸症:月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、産前産後あるいは流産による障害(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ)、めまい、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え症、しもやけ、むくみ、しみ。

6. 用法及び用量

通常1日3回 1回2.5g(1包)を空腹時経口投与
年令症状により適宜増減する。

8. 重要な基本的注意

  1. 8.1 本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。
  2. 8.2 他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 著しく胃腸の虚弱な患者

    食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、下痢等があらわれることがある。

  2. 9.1.2 食欲不振、悪心、嘔吐のある患者

    これらの症状が悪化するおそれがある。

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

9.7 小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

9.8 高齢者

減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

11. 副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

11.2 その他の副作用

頻度不明

過敏症

発疹、瘙痒等

肝臓

肝機能異常(AST、ALT等の上昇)

消化器

食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、下痢等

20. 取扱い上の注意

  1. 20.1 本剤の品質を保つため、できるだけ湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい所に保管すること。
  2. 20.2 開封後は特に湿気を避け、取扱いに注意すること。
  3. 20.3 本剤は生薬を原料としているので、色調、味、においが異なることがある。

22. 包装

500g[ボトル]
2.5g×252包[分包]

24. 文献請求先及び問い合わせ先

株式会社東洋薬行

〒113-0033 東京都文京区本郷6-19-7

TEL 03-3813-2263 
FAX 03-3813-0202

26. 製造販売業者等

26.1 製造販売元

株式会社東洋薬行

東京都文京区本郷6-19-7

〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル

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