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処方箋医薬品注)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
ビタミンB1欠乏症の予防及び治療、ビタミンB1の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給、ウェルニッケ脳症、脚気衝心以外の効能・効果に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
フルスルチアミンとして、通常成人1日5~100mgを静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
血圧低下、胸内苦悶、呼吸困難等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
頻度不明
過敏症
発疹、そう痒感
消化器
悪心、嘔吐、舌炎、下痢
その他
頭痛、頻尿
**フルスルチアミンは高い血中ビタミンB1濃度を持続する(健康人)。1)
**フルスルチアミンはリポイド易溶性で組織に対する親和性が強く、血球等によく移行する。また、体内貯留性がよい(健康人)。2),3)
**フルスルチアミンは細胞内で速やかに非酵素的にビタミンB1に復元した後エステル化され、多量の結合型B1(コカルボキシラーゼ)を生成する(健康人)。4),5)
**ビタミンB1に比べ細胞内によく取り込まれ、多量のコカルボキシラーゼを生成して、諸種代謝活性をたかめる。また、腸管内アウエルバッハ神経叢内の腸運動亢進ニューロンへ作用し、腸管の蠕動運動を亢進させる。5)
**ビタミンB1は神経組織の形態保持上重要であり、また、神経インパルス伝導に際してビタミンB1が遊離消費されること等が示されている。6),7)フルスルチアミンは神経組織へ移行するとともに、神経細胞の増殖促進(in vitro)、神経再生促進(ウサギ)、骨格筋活動電位の増加(ラット)等の作用が認められており、ビタミンB1の欠乏又は代謝障害と関連する神経機能障害を改善する。3),8),9),10)
**フルスルチアミンはビタミンB1に比べて心筋細胞へのとりこみがよく、心筋内ではほとんどがコカルボキシラーゼとして存在すること(ラット)、麻酔イヌで心筋代謝障害改善作用が認められていることより、心筋内でコカルボキシラーゼとなって、心筋代謝障害を改善すると考えられている。11),12)
**フルスルチアミンは腸管蠕動運動亢進作用を示す(イヌ)が、この作用は腸管内アウエルバッハ神経叢内に存在すると考えられる腸運動亢進ノイロンへの作用によるとされている(イヌ、ネコ、ウサギ、モルモット)。なお、ビタミンB1ではこの亢進作用はほとんど認められていない(イヌ)。13),14)
フルスルチアミン塩酸塩(Fursultiamine Hydrochloride)
N-(4-Amino-2-methylpyrimidin-5-ylmethyl)-N-{(1Z)-4-hydroxy-1-methyl-2-[(2RS)-tetrahydrofuran-2-ylmethyldisulfanyl]but-1-en-1-yl}formamide monohydrochloride
C17H26N4O3S2・HCl
435.00
白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはないか、又は僅かに特異なにおいがあり、味は苦い。水、メタノール又はエタノール(95)に溶けやすい。結晶多形が認められる。
外箱開封後は遮光して保存すること。
20mL×10管
20mL×50管
1) **Yano R.:Med.Klin.1964;59:1396-1398
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12) **佐々木一彦:久留米医学会雑誌. 1964;27:875-894
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