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テタニー、テタニー関連症状
骨粗鬆症、骨軟化症
アスパラギン酸カルシウムとして、通常成人1日1.2gを2~3回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
長期投与により血中及び尿中カルシウムが高値になることがあるので、長期投与する場合には定期的に血中又は尿中カルシウムを検査することが望ましい。,,
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投与しないこと。カルシウム排泄低下により、高カルシウム血症があらわれるおそれがある。
低出生体重児、新生児、乳児には投与しないことが望ましい。3週齢以下の幼若マウス及びラットにアスパラギン酸として250mg/kg以上を投与すると、視床下部弓状核に病理組織学的変化を認めたという報告がある。
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
ジギタリス製剤
ジギタリス中毒(不整脈、ショック)があらわれることがある。定期的にジギタリス中毒の有無、心電図検査を行い、必要に応じてジギタリス製剤の血中濃度を測定し、異常が認められた場合には、ジギタリス製剤の減量若しくは投与を中止する。
ジギタリス製剤の作用を増強する。
テトラサイクリン系抗生物質
テトラサイクリン系抗生物質の作用が減弱するおそれがある。同時服用を避け、併用する場合には1~3時間以上あける等注意する。
カルシウムイオンはキレート化によりテトラサイクリン系抗生物質の吸収を阻害する。
ニューキノロン系抗菌剤
ニューキノロン系抗菌剤の作用が減弱するおそれがある。同時服用を避け、併用する場合には、2時間以上あける等注意する。
カルシウムイオンはキレート化によりニューキノロン系抗菌剤の吸収を阻害し、血中濃度を低下させる。
活性型ビタミンD製剤
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高カルシウム血症があらわれやすい。
腸管でのカルシウムの吸収が促進される。
0.1~5%未満
頻度不明
長期投与
高カルシウム血症、結石症
消化器
腹部膨満感、胸やけ、軟便
その他
頭痛、心窩部不快感、発疹
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。
L-アスパラギン酸Ca錠200mg「トーワ」とアスパラ-CA錠200を、クロスオーバー法によりそれぞれ6錠(L-アスパラギン酸カルシウム(無水物)として1200mg)健康成人男子に絶食単回経口投与して投与8時間後まで尿中カルシウム排泄量を測定し、得られた薬物動態パラメータ(累積尿中カルシウム排泄量、最大尿中カルシウム排泄速度)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、log(0.80)~log(1.25)の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された。1)
(注)本剤の承認された用法及び用量は「アスパラギン酸カルシウムとして、通常成人1日1.2gを2~3回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。」である。
製剤投与量(L-アスパラギン酸カルシウム(無水物)として)
判定パラメータ
累積尿中カルシウム排泄量(mg)
最大尿中カルシウム排泄速度(mg/hr)
L-アスパラギン酸Ca錠200mg「トーワ」
6錠(1200mg)
16.73±7.02
2.53±1.03
アスパラ-CA錠200
17.41±5.69
2.60±0.84
(Mean±S.D.,n=22)
尿中カルシウム排泄量並びに薬物動態パラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
カルシウムは歯及び骨形成のほか、神経活動、血液凝固、筋収縮等の生理作用の発現に重要な役割を持つ。2)
上皮小体摘出ラットを用いた実験で、L-アスパラギン酸カルシウム水和物は塩化カルシウム水和物、リン酸カルシウム、炭酸カルシウムに比べ体内利用性の高いことが認められている。3)
L-アスパラギン酸カルシウム水和物(Calcium L-Aspartate Hydrate)
C8H12CaN2O8・3H2O
358.31
白色の結晶性の粉末で、においはなく、味はわずかに苦い。水に溶けやすく、エタノール(95)、ジエチルエーテル又はクロロホルムにほとんど溶けない。吸湿性である。
100錠[10錠×10:PTP]
1000錠[10錠×100:PTP]
500錠[バラ、乾燥剤入り]
1) 社内資料:生物学的同等性試験
2) 第十八改正日本薬局方解説書 2021;C-1142-1145
3) 松本昌世 他:日薬理誌 1964;60:162-163
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