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処方箋医薬品注)
診断アレルギー性疾患のアレルゲンの確認
通常乱刺(プリック)又は切皮(スクラッチ)法により皮膚面に出血しない程度に傷をつけ、本品1滴を滴下し、15~30分後に膨疹径が対照の2倍以上又は5mm以上を陽性とする。なお、対照液はアレルゲンスクラッチエキス対照液「トリイ」を用いる。
検査のために本剤が投与されたときに、本剤による反応(アレルギー反応)が強くあらわれることがある。また、本剤によるアレルギー反応の処置のためにアドレナリンを投与したとき、アドレナリンの効果が通常の用量では十分発現しないことがある。
本剤によるアレルギー反応の処置のためにアドレナリンを投与したとき、アドレナリンの効果が増強されることがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、診断上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。但し、妊娠中はヒスタミン遊離が考えられる広範な皮膚反応テストは避けること。ヒスタミンは子宮筋収縮作用を有することが知られている。
診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
低出生体重児、新生児、乳児又は5歳未満の幼児を対象とした臨床試験は実施していない。
検査に際しては注意すること。一般に生理機能が低下している。
くしゃみ、蕁麻疹、血管浮腫、不快感、口内異常感、喘鳴、耳鳴等の異常があらわれた場合には、直ちに適切な処置を行うこと。,,
1~2%未満
頻度不明
過敏症
紅斑(投与部位外)
喘息発作の誘発、眼瞼又は口唇の浮腫、発疹、そう痒等
投与部位のアレルギー症状が数日持続する場合がある。
原因アレルゲンの特定に際しては、本剤による検査結果のみではなく、問診や特異的IgE抗体検査の結果等も踏まえて総合的に判定すること。
5歳以上63歳以下の通年性アレルギー性鼻炎患者又は喘息患者80例を対象に、既存のアレルゲンスクラッチエキス「トリイ」ダニ注1)を対照とした無作為化二重盲検比較試験による皮膚反応テスト(プリック法)判定結果の一致率は以下のとおりであった。
アレルゲンスクラッチエキス「トリイ」ダニ判定結果との一致率
本剤
合計
陽性
陰性
アレルゲンスクラッチエキス「トリイ」ダニ
73例
1例
74例
2例
4例
6例
75例
5例
80例
判定基準:20分後の膨疹径(長径)が対照の2倍以上または5mm以上を陽性とする。
副作用は検査後四肢(手、足、下腿)の紅斑が1.3%(1/80例)で認められた1)。
本剤は投与皮膚局所においてヒスタミン等のケミカルメディエーターを遊離させ、膨疹及び紅斑を惹起させると考えられる。
1mL 1本(点滴用スポイト付瓶)
1) 社内資料:TO-205 第Ⅲ相臨床試験
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