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テトラサイクリンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、大腸菌、クレブシエラ属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌
抜歯創・口腔手術創の二次感染、感染性口内炎
通常1日4~9錠(1錠中テトラサイクリン塩酸塩として15mg(力価)を含有)を数回に分け、口中、舌下、頬腔で溶かしながら用いる。
本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最少限の期間の使用にとどめること。
頻度不明
過敏症
過敏症状
口腔・喉頭
舌炎、口内炎、黒毛舌、喉頭炎
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。
乳幼児は誤って飲み込むおそれがあるので使用しないこと。
本剤1錠(テトラサイクリン塩酸塩15mg(力価)含有)を健康成人10人に、単回上頬部に静かに挿入した後の、平均唾液中濃度は、投与5分後に最高唾液中濃度397μg/mLを示す。また、投与1時間後(本剤の上頬部での溶解時間に相当)及び投与8時間後の平均唾液中濃度は、それぞれ102μg/mL、0.29μg/mLである1)。
細菌の蛋白合成系において、aminoacyl t-RNAがm-RNA・リボゾーム複合物と結合するのを妨げ、蛋白合成を阻止させることにより抗菌作用を発揮する。また、本剤は動物のリボゾームには作用せず、細菌のリボゾームの30Sサブユニットに特異的に作用することから、選択毒性を有すると報告されている2)。
テトラサイクリン塩酸塩(Tetracycline Hydrochloride)
(4S,4aS,5aS,6S,12aS)-4-Dimethylamino-3,6,10,12,12a-pentahydroxy-6-methyl-1,11-dioxo-1,4,4a,5,5a,6,11,12a-octahydrotetracene-2-carboxamide monohydrochloride
C22H24N2O8・HCl
480.90
本品は、黄色の結晶又は結晶性の粉末である。本品は、水に溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けにくい。
開封後は湿気を避けて保存すること。有効期間内であっても、なるべく速やかに使用すること。
20錠[10錠(PTP)×2]100錠[10錠(PTP)×10]1000錠[10錠(PTP)×100]
1) 高須淳, 他:歯科展望. 1958;15(5):99-104
2) Weisblum, B., et al.:Bact. Rev. 1968;32:493-528
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