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希塩酸「ニッコー」

添付文書番号

2335001X1213_2_02

企業コード

530090

作成又は改訂年月

2023年12月改訂(第1版)

日本標準商品分類番号

872335

薬効分類名

健胃消化剤

承認等

希塩酸「ニッコー」

販売名コード

YJコード

2335001X1213

販売名英語表記

DILUTE HYDROCHLORIC ACID 「NIKKO 」

販売名ひらがな

きえんさん「にっこー」

承認番号等

承認番号

16100AMZ01281

販売開始年月

1979年1月

貯法・有効期間

貯法

室温保存

有効期間

3年

基準名

日本薬局方

希塩酸

一般的名称

希塩酸

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

アシドーシスのある患者[症状を悪化させるおそれがある。]

3. 組成・性状

3.1 組成

希塩酸「ニッコー」

有効成分塩化水素(HCl)9.5~10.5w/v%  

3.2 製剤の性状

希塩酸「ニッコー」

性状本品は無色の液で、においはなく、強い酸味がある。

4. 効能又は効果

低・無酸症における消化異常症状の改善

6. 用法及び用量

通常成人1日量0.5~1.0 mL を約200mLの水にうすめるか、又はリモナーデ剤として1~数回に分けて経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

11. 副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

11.2 その他の副作用

頻度不明

消化器

便秘注)

注)長期投与によりあらわれることがある。

14. 適用上の注意

14.1 薬剤投与時の注意

  1. 14.1.1 必ず希釈し、濃度に注意して使用すること。
  2. 14.1.2 投与に際しては、歯のホーロー質をいためることがあるので、ストローなどを用いるか、投与後、炭酸水素ナトリウム水で含嗽させること。
  3. 14.1.3 眼に入らないように注意すること。眼に入った場合には直ちに水で洗い流し、専門医の処置を受けること。

18. 薬効薬理

18.1 作用機序

塩酸は生体組織に対して強い刺激、腐食作用を現すが、至適濃度では、ペプシノーゲンを活性化してペプシンとし、タンパク質消化機能をたかめる。防腐効果を有し、胃壁に刺激を与え、十二指腸においてプロセクレチンを活性化し、間接的に膵液、腸液の分泌を促進する1)

22. 包装

500mL(ガラス容器)

24. 文献請求先及び問い合わせ先

日興製薬販売株式会社 製品情報窓口

〒101-0035 東京都千代田区神田紺屋町32番地

電話 (03) 3254-1831

26. 製造販売業者等

26.1 製造販売元

日興製薬株式会社

岐阜県羽島市江吉良町1593

26.2 発売元

日興製薬販売株式会社

東京都千代田区神田紺屋町32番地

〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル

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