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リン酸水素カルシウム「エビス」

処方せん医薬品以外の医薬品

2026年4月1日 に掲載削除されます。
削除理由「販売中止のため」
添付文書番号
企業コード
作成又は改訂年月
日本標準商品分類番号
薬効分類名
承認等
一般的名称
2.禁忌(次の患者には投与しないこと)
3.組成・性状
3.1組成
3.2製剤の性状
4.効能又は効果
6.
8.重要な基本的注意
9.特定の背景を有する患者に関する注意
9.1合併症・既往歴等のある患者
9.2腎機能障害患者
9.7小児等
9.8高齢者
10.相互作用
10.2併用注意(併用に注意すること)
11.副作用
11.1重大な副作用
18.薬効薬理
18.1作用機序
19.有効成分に関する理化学的知見
22.包装
24.文献請求先及び問い合わせ先
26.製造販売業者等

リン酸水素カルシウム「エビス」

添付文書番号

3219001X1030_3_04

企業コード

530090

作成又は改訂年月

2024年2月改訂(第1版)

日本標準商品分類番号

873216

薬効分類名

カルシウム剤

承認等

リン酸水素カルシウム「エビス」

販売名コード

YJコード

3219001X1030

販売名英語表記

DIBASIC CALCIUM PHOSPHATE

販売名ひらがな

りんさんすいそかるしうむ「えびす」

承認番号等

承認番号

16100AMZ01821

販売開始年月

1985年7月

貯法・有効期間

貯法

室温保存

有効期間

3年

基準名

日本薬局方

リン酸水素カルシウム水和物

一般的名称

リン酸水素カルシウム水和物

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1 高カルシウム血症の患者[症状が悪化するおそれがある。],,
  2. 2.2 腎結石のある患者[腎結石が悪化するおそれがある。]
  3. 2.3 重篤な腎不全のある患者

3. 組成・性状

3.1 組成

リン酸水素カルシウム「エビス」

有効成分1g中 日局リン酸水素カルシウム水和物 1g  

3.2 製剤の性状

リン酸水素カルシウム「エビス」

性状本品は白色の結晶性の粉末である。

4. 効能又は効果

  • 下記代謝性骨疾患におけるカルシウム補給
    くる病、骨粗鬆症、骨軟化症
  • 妊娠・授乳時におけるカルシウム補給

6. 用法及び用量用法用量用法・用量

  • リン酸水素カルシウム水和物として、通常成人1日3gを3回に分割経口投与する。
    なお、年齢、症状により適宜増減する。

8. 重要な基本的注意

長期投与により血中及び尿中カルシウムが高値になることがあるので、長期投与する場合には定期的に血中及び尿中カルシウムを検査することが望ましい。,,,

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 高カルシウム血症のあらわれやすい病態の患者

    ,,,

9.2 腎機能障害患者

  1. 9.2.1 重篤な腎不全のある患者

    投与しないこと。組織への石灰沈着を助長するおそれがある。

9.7 小児等

 小児等を対象とした臨床試験を実施していない。

9.8 高齢者

  • 減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

10. 相互作用

    10.2 併用注意(併用に注意すること)

    薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子

    テトラサイクリン系抗生物質

    ミノサイクリン

     ドキシサイクリン

     テトラサイクリン等

    併用薬剤の吸収を阻害することがあるので、投与間隔をできるだけあけるなど注意すること。

    本剤と難溶性のキレートを形成し、吸収を阻害すると考えられる。

    活性型ビタミンD製剤

     アルファカルシドール
     カルシトリオール
     ファレカルシトリオール等,,
     

    高カルシウム血症があらわれやすい。

    相加作用

    強心配糖体

     メチルジゴキシン

     ジゴキシン

     ジギトキシン等

    これらの作用を増強するおそれがある

    カルシウムは強心配糖体の心筋収縮力増強作用を強める。

    11. 副作用

    次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

    11.1 重大な副作用

    1. 11.1.1 高カルシウム血症、結石症(いずれも頻度不明)

      カルシウム剤の長期投与により、高カルシウム血症及び結石症があらわれることがある。,,,

    18. 薬効薬理

    18.1 作用機序

    妊娠、授乳、骨カルシウム沈着減少時などカルシウムとリン酸塩の要求が増すときに、カルシウムとリン酸塩の補給源として一般に用いられる。胃腸から吸収される程度はグルコン酸又は乳酸塩に劣るといわれ、カルシウムのみが必要なときはグルコン酸カルシウムや乳酸カルシウムのほうがすぐれている。しかし、食物の強化としてカルシウム及びリン酸塩の双方が必要であるときには本薬が用いられる。

    19. 有効成分に関する理化学的知見

    一般的名称

    リン酸水素カルシウム水和物(Dibasic Calcium Phosphate Hydrate)

    分子式

    CaHPO4・2H2O

    分子量

    172.09

    性状

    本品は白色の結晶性の粉末である。

    本品は水又はエタノール(99.5)にほとんど溶けない。

    本品は希塩酸又は希硝酸に溶ける。

    22. 包装

    500g(ポリエチレン袋)

    24. 文献請求先及び問い合わせ先

    日興製薬販売株式会社 製品情報窓口

    〒101-0035 東京都千代田区神田紺屋町32番地

    電話(03)3254-1831

    26. 製造販売業者等

    26.1 製造販売元

    日興製薬株式会社

    岐阜県羽島市江吉良町1593

    26.2 発売元

    日興製薬販売株式会社

    東京都千代田区神田紺屋町32番地

    〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル

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