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日本薬局方
シアノコバラミン注射液
処方箋医薬品注)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
シアノコバラミンとして、通常、成人1回1,000μgまでを皮下、筋肉内または静脈内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
頻度不明
過敏症
発疹、そう痒感
組織・神経などへの影響を避けるため、以下の点に注意すること。
ビタミンB12である。多くの代謝系に関与し、正常な発育、造血、神経組織のミエリン鞘形成等に重要な役割を果たしている。DNA合成過程で必要な葉酸を活性化することにより、間接的にDNA合成に関与するほか、メチルマロニルCoAからサクシニルCoAへの転換反応に関与することによって造血機能を促進する。また、還元型SH基の保護、メチオニン合成時の役割を介して蛋白合成にも影響を及ぼし、髄鞘の形成促進作用、グリア細胞での核酸・蛋白代謝を改善する1)。
シアノコバラミン(Cyanocobalamin)
Coα-[α-(5,6-Dimethyl-1H-benzimidazol-1-yl)]-Coβ-cyanocobamide
C63H88CoN14O14P
1355.37
・暗赤色の結晶又は粉末である。・水にやや溶けにくく、エタノール(99.5)に溶けにくい。・吸湿性である。
外箱開封後は遮光して保存すること。
1mL×50管[アンプル]
1) 第十八改正日本薬局方解説書. 2021:C-2147-C-2152(L20230389)
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