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処方箋医薬品注)
症候性神経痛
サリチル酸ナトリウムとして通常成人1回0.5~1g(本剤10~20mL)を1日1~数回静脈内に注射する。なお、年令・症状により適宜増減する。
投与後の患者の状態に十分注意すること。作用が急激にあらわれ、過度の体温下降、虚脱、四肢冷却等があらわれることがある。
血小板機能異常を起こすおそれがある。
消化性潰瘍を悪化させるおそれがある。
これらの症状を悪化させるおそれがある。
腎機能障害を悪化させるおそれがある。
肝機能障害を悪化させるおそれがある。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
これら薬剤の作用を増強するおそれがある。
本剤によりクマリン系抗凝血剤や糖尿病用剤が血漿蛋白から遊離することが考えられる。
胸内苦悶、血圧低下、顔面蒼白、脈拍異常、呼吸困難等があらわれることがある。
頻度不明
過敏症
発疹、浮腫、鼻炎様症状、結膜炎
血液
白血球減少、血小板減少、貧血
精神神経系
耳鳴、難聴、めまい
肝臓
黄疸、AST・ALT・Al-Pの上昇
腎臓
腎障害
消化器
胃痛、食欲不振、悪心・嘔吐、消化管出血
できるだけゆっくり投与すること。
非ステロイド性消炎鎮痛剤を長期間投与されている女性において、一時的な不妊が認められたとの報告がある。
サリチル酸は、競合的にシクロオキシゲナーゼ反応を阻害して、プロスタグランジン(PG)産生を阻害することで、鎮痛作用や抗炎症作用を発揮すると考えられている。アスピリンと異なり、血小板凝集抑制作用はない2) 。
サリチル酸は、疼痛インパルスの発生を遮断することによる末梢作用と中枢、おそらく視床下部を介した作用の両者により、鎮痛効果を示す。その作用は末梢作用が主体で、PG産生の阻害や機械的・化学的侵害受容器の反応性を増大させる物質の産生又は作用の阻害が関与していると考えられている2) 。
炎症組織におけるPG産生の阻害や炎症性メディエーター産生又は作用を阻害して作用を発揮すると考えられている2) 。
サリチル酸ナトリウム(Sodium Salicylate)
Monosodium 2-hydroxybenzoate
C7H5NaO3
160.10
白色の結晶又は結晶性の粉末である。水に極めて溶けやすく、酢酸(100)に溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けやすい。光によって徐々に着色する。
10mL×50管(ガラスアンプル)
1) 門間和夫 ほか:小児科の進歩.1982;2:95-101
2) USP DI,27th ed.,vol.Ⅰ,2007:2574-2590
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