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日本薬局方
ブロムフェナクナトリウム点眼液
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
外眼部及び前眼部の炎症性疾患の対症療法〔眼瞼炎、結膜炎、強膜炎(上強膜炎を含む)、術後炎症〕
通常、1回1~2滴、1日2回点眼する。
本剤による治療は原因療法ではなく対症療法であることに留意すること。
角膜糜爛、さらに角膜潰瘍、角膜穿孔へと進行するおそれがある。
感染症を不顕性化するおそれがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
低出生体重児又は新生児を対象とした臨床試験は実施していない。
角膜上皮障害等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
0.1~ 5 %未満
頻度不明
過敏症
接触皮膚炎
眼
結膜炎、眼瞼炎、刺激感、眼痛[一過性]
角膜糜爛、熱感[眼瞼]、点状表層角膜炎、角膜上皮剝離、そう痒感
患者に対し以下の点に注意するよう指導すること。
外国において、ブロムフェナクナトリウムの経口剤を1 ヵ月以上の長期にわたり総投与量として1,500mg以上投与した患者に重篤な肝障害(死亡を含む)が認められたとの報告があることから、肝障害の初期症状に関連すると考えられる異常所見が認められた場合は投与を中止し、適切な処置を行うこと。
ブロムフェナクNa点眼液0.1%「日新」とブロナック点眼液0.1%について、ラットの右眼にそれぞれ5μL(ブロムフェナクナトリウム水和物として0.005mg)点眼し、点眼15分後にカラゲニンによる実験的急性結膜浮腫を惹起させ浮腫抑制率を算出したところ、生理食塩液及びブロムフェナクNa点眼液0.1%「日新」の基剤と比較して両製剤とも同様の有意な抑制効果が認められた。また、統計解析を行った結果、両製剤の浮腫抑制効果に有意差は認められず、両製剤の生物学的同等性が確認された1) 。
ブロムフェナクNa点眼液0.1%「日新」とブロナック点眼液0.1%について、ウサギの右眼にそれぞれ50μL(ブロムフェナクナトリウム水和物として0.05mg)点眼し、点眼1時間後に前房穿刺し、刺激により増加する房水蛋白濃度の抑制率を算出したところ、生理食塩液及びブロムフェナクNa点眼液0.1%「日新」の基剤と比較して両製剤とも同様の有意な抑制効果が認められた。また、統計解析を行った結果、両製剤の房水蛋白濃度増加抑制効果に有意差は認められず、両製剤の生物学的同等性が確認された1) 。
ブロムフェナクナトリウム水和物(Bromfenac Sodium Hydrate)
Sodium 2-[2-amino-3-(4-bromobenzoyl)phenyl]acetate sesquihydrate
C15H11BrNNaO3・1½H2O
383.17
黄色~橙色の結晶性の粉末である。水に溶けやすく、メタノールにやや溶けやすく、エタノール(99.5)に溶けにくい。炭酸水素ナトリウム溶液(21→2500)に溶ける。
5mL×10瓶(プラスチック点眼容器)
1) 社内資料:生物学的同等性試験
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