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処方箋医薬品注)
頭蓋内出血後、止血が完成していないと考えられる患者[出血を助長するおそれがある。]
脳梗塞後遺症に伴う慢性脳循環障害による意欲低下の改善
ニセルゴリンとして、通常成人1日量15mgを3回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
本剤の投与期間は、臨床効果及び副作用の程度を考慮しながら慎重に決定するが、投与12週で効果が認められない場合には投与を中止すること。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験(ラット)で胎児及び出生児の発育抑制が報告されている。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
0.1~1%未満
頻度不明
消化器
食欲不振、下痢、便秘、悪心、腹痛、口渇
肝臓
肝機能障害
循環器
めまい、立ちくらみ
動悸、ほてり
精神神経系
眠気、倦怠感、頭痛、耳鳴
不眠
過敏症
発疹、そう痒
蕁麻疹
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。
判定パラメータ
参考パラメータ
AUC0-24(ng・hr/mL)
Cmax(ng/mL)
Tmax(hr)
T1/2(hr)
ニセルゴリン錠5mg「日新」
261.70±50.89
28.51±4.56
2.46±0.52
7.39±1.55
サアミオン錠5mg
248.85±46.57
28.63±5.40
7.27±1.64
(Mean±S.D.,n=13)
ニセルゴリンはバッカクアルカロイドで、血流増大作用、血小板凝集抑制作用、赤血球変形能亢進作用、脳エネルギー代謝改善作用などを有することが示唆されている2) 。
ニセルゴリン(Nicergoline)
[(8R,10S)-10-Methoxy-1,6-dimethylergolin-8-yl]methyl 5-bromopyridine-3-carboxylate
C24H26BrN3O3
484.39
白色~淡黄色の結晶又は結晶性の粉末である。アセトニトリル、エタノール(99.5)又は無水酢酸にやや溶けやすく、水にほとんど溶けない。光によって徐々に淡褐色となる。
約136℃(分解)
100錠[10錠(PTP)×10]
1) 社内資料:生物学的同等性試験
2) 第十八改正日本薬局方解説書.東京:廣川書店;2021.C3891-3895
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