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日本薬局方
チアミン塩化物塩酸塩散
チアミン塩化物塩酸塩として、通常、成人1回1~10mg、1日1~3回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
頻度不明
過敏症
発疹
炭酸水素ナトリウム等アルカリ性薬剤との配合を避けること。
チアミンはATP存在下にthiamine diphosphateに変換し、生理作用をあらわす。糖質、タンパク質、脂質代謝で、また、TCAサイクルの関門として重要な位置を占めるピルビン酸の脱炭酸反応やTCAサイクル内のα-ケトグルタル酸の脱炭酸反応に関与している。また、トランスケトラーゼの補酵素として五炭糖リン酸回路での糖代謝や核酸代謝に関与している1) 。
チアミン塩化物塩酸塩(Thiamine Chloride Hydrochloride)
3-(4-Amino-2-methylpyrimidin-5-ylmethyl)-5-(2-hydroxyethyl)-4-methylthiazolium chloride monohydrochloride
C12H17ClN4OS・HCl
337.27
白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはないか、又は僅かに特異なにおいがある。水に溶けやすく、メタノールにやや溶けにくく、エタノール(95)に溶けにくい。結晶多形が認められる。
約245℃(分解)
1.0gを水100mLに溶かした液のpHは2.7~3.4である。
外箱開封後は遮光して保存すること。
1kg[バラ]
1) 第十八改正日本薬局方解説書.東京:廣川書店;2021.C3188-3195
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