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処方箋医薬品注)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
○ビタミンB1欠乏症の予防及び治療○ビタミンB1の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦、はげしい肉体労働時など)○ウェルニッケ脳炎○脚気衝心○下記疾患のうち、ビタミンB1の欠乏または代謝障害が関与すると推定される場合 神経痛、筋肉痛・関節痛、末梢神経炎・末梢神経麻痺、心筋代謝障害 神経痛、筋肉痛・関節痛、末梢神経炎・末梢神経麻痺、心筋代謝障害の適応に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
チアミン塩化物塩酸塩として、通常、成人1日1~50mgを皮下、筋肉内または静脈内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
血圧降下、胸内苦悶、呼吸困難等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
頻度不明
過敏症
発疹等
血管痛を起こすことがあるので、注射速度はできるだけ遅くすること。
組織・神経等への影響を避けるため、以下の点に注意すること。
チアミン(ビタミンB1)はATP存在下にthiamine diphosphateに変換し、生理作用をあらわす。糖質、タンパク質、脂質代謝で、また、TCAサイクルの関門として重要な位置を占めるピルビン酸の脱炭酸反応やTCAサイクル内のα-ケトグルタル酸の脱炭酸反応に関与している。また、トランスケトラーゼの補酵素として五炭糖リン酸回路での糖代謝や核酸代謝にも関与している1) 。
チアミン塩化物塩酸塩(Thiamine Chloride Hydrochloride)
3-(4-Amino-2-methylpyrimidin-5-ylmethyl)-5-(2-hydroxyethyl)-4-methylthiazolium chloride monohydrochloride
C12H17ClN4OS・HCl
337.27
白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはないか、又は僅かに特異なにおいがある。水に溶けやすく、メタノールにやや溶けにくく、エタノール(95)に溶けにくい。結晶多形が認められる。
約245℃(分解)
外箱開封後は遮光して保存すること。
1mL×100管(ガラスアンプル)
1) 第十八改正日本薬局方解説書.東京:廣川書店;2021.C3188-3195
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