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末梢性神経障害
通常、成人は1日6カプセル(メコバラミンとして1日1500μg)を3回に分けて経口投与する。ただし、年齢及び症状により適宜増減する。
本剤投与で効果が認められない場合、月余にわたって漫然と使用すべきでない。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
0.1~5%未満
0.1%未満
消化器
食欲不振、悪心・嘔吐、下痢
過敏症
発疹
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。
水銀及びその化合物を取り扱う職業従事者に長期にわたって大量に投与することは避けることが望ましい。
メコバラミンカプセル250μg「日新」の生物学的同等性に関しては、メコラミンカプセル(昭和56年承認、販売名変更前製剤)の承認申請時添付資料により評価された。
メコバラミンは生体内補酵素型ビタミンB12の1種で、ホモシステインからメチオニンを合成するメチル基転移反応に重要な役割を果たす。メチオニン合成反応を通じて貯蔵型葉酸の利用を促進すると共に、t-RNAのメチル化など、核酸代謝にも関与する。ビタミンB12欠乏食で飼育したラットに14C-標識体を投与すると、神経系のレシチン分画への14Cの取込み増加が見られる。また、ビタミンB12及び葉酸欠乏食で飼育したラットにおける神経細胞内核酸合成の促進や神経組織培養における神経線維の髄鞘形成の促進が報告されている1) 。
メコバラミン(Mecobalamin)
Coα-[α-(5,6-Dimethyl-1H-benzimidazol-1-yl)]-Coβ-methylcobamide
C63H91CoN13O14P
1344.38
暗赤色の結晶又は結晶性の粉末である。水にやや溶けにくく、エタノール(99.5)に溶けにくく、アセトニトリルにほとんど溶けない。光によって分解する。
本剤は光に不安定なので、PTP包装は外箱開封後、バラ包装はアルミ袋開封後、遮光して保存すること。
1000カプセル[10カプセル(PTP)×100]500カプセル[バラ、乾燥剤入り]
1) 第十七改正日本薬局方解説書,C-5358,廣川書店(2016)
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