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アスコルビン酸注500mgPB「日新」

添付文書番号

3140401A1039_1_05

企業コード

530113

作成又は改訂年月

**2026年3月改訂(第3版)
2025年3月改訂(第2版)

日本標準商品分類番号

87314

薬効分類名

ビタミンC製剤

承認等

アスコルビン酸注500mgPB「日新」

販売名コード

YJコード

3140401A1039

販売名英語表記

Ascorbic Acid Inj.500mg PB “NISSIN”

販売名ひらがな

あすこるびんさんちゅう500mgPB「にっしん」

承認番号等

承認番号

22700AMX00198000

販売開始年月

2004年7月

貯法・有効期間

貯法

室温保存

有効期間

2年

基準名

日本薬局方

アスコルビン酸注射液

一般的名称

アスコルビン酸

3. 組成・性状

3.1 組成

アスコルビン酸注500mgPB「日新」

有効成分日本薬局方アスコルビン酸   500mg(1管5mL中)
添加剤ピロ亜硫酸ナトリウム4mg、L-システイン4mg、pH調節剤(1管5mL中)

3.2 製剤の性状

アスコルビン酸注500mgPB「日新」

pH5.6~7.4
浸透圧比3.5~4.3(生理食塩液に対する比)
性状無色澄明の液(水性注射剤)

4. 効能又は効果

(1)ビタミンC欠乏症の予防及び治療(壊血病、メルレル・バロー病)
(2)ビタミンCの需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦、はげしい肉体労働時など)
(3)下記疾患のうち、ビタミンCの欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
 ・毛細管出血(鼻出血、歯肉出血、血尿など)
 ・薬物中毒
 ・副腎皮質機能障害
 ・骨折時の骨基質形成・骨癒合促進
 ・肝斑・雀卵斑・炎症後の色素沈着
 ・光線過敏性皮膚炎
(3)の効能・効果に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。

6. 用法及び用量

アスコルビン酸として、通常成人1日50~2000mgを1~数回に分けて皮下、筋肉内又は静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 **本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

9.7 小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

12. 臨床検査結果に及ぼす影響

  1. 12.1 各種の尿糖検査で、尿糖の検出を妨害することがある。
  2. 12.2 各種の尿検査(潜血、ビリルビン、亜硝酸塩)・便潜血反応検査で、偽陰性を呈することがある。

14. 適用上の注意

14.1 薬剤調製時の注意

*インジケーター(酸素検知剤:ピンク色の錠剤)及び脱酸素剤は品質保持を目的に封入しているため、薬液に溶解しないこと。

14.2 薬剤投与時の注意

  1. 14.2.1 投与経路

    経口投与が困難な場合や緊急の場合、また、経口投与で効果が不十分と考えられる場合にのみ使用すること。また、投与経路は静脈内注射を原則とすること。なお、経口投与が可能で効果が十分と判断された場合には、速やかに経口投与にきりかえること。

  2. 14.2.2 静脈内注射時

    血管痛があらわれることがあるので、注射速度はできるだけ遅くすること。

  3. 14.2.3 筋肉内注射時

    組織・神経等への影響を避けるため、以下の点に注意すること。
    ・筋肉内注射はやむを得ない場合にのみ、必要最小限に行うこと。なお、同一部位への反復注射は行わないこと。また、低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児には特に注意すること。
    ・神経走行部位を避けるよう注意すること。
    ・注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。

  4. 14.2.4 皮下・筋肉内注射時

    注射部位に疼痛があらわれることがある。

15. その他の注意

15.1 臨床使用に基づく情報

**本剤は添加剤として亜硫酸塩を含有している。喘息患者では非喘息患者よりも亜硫酸塩に対する過敏症が多く認められるとの報告がある。

16. 薬物動態

16.8 その他

アスコルビン酸注500mgPB「日新」の生物学的同等性に関しては、日本薬局方アスコルビン酸注射液(平成4年承認、販売名変更前製剤)の承認申請時添付資料により評価された。

18. 薬効薬理

18.1 作用機序

アスコルビン酸は代表的な欠乏症が壊血病であり、出血傾向の増大、骨・歯牙の発育遅延、抗体産生能や創傷治癒能の低下などを起こす。本薬の投与はこれらの疾患や症状に効果があるが、生理的意義や作用は十分明らかではない。コラーゲン生成への関与、毛細血管抵抗性の増強や血液凝固時間の短縮などによる出血傾向の改善、副腎皮質機能への関与(ストレス反応の防止)、メラニン色素生成の抑制などが報告されている1)

19. 有効成分に関する理化学的知見

一般的名称

アスコルビン酸(Ascorbic Acid)

化学名

L-threo-Hex-2-enono-1,4-lactone

分子式

C6H8O6

分子量

176.12

性状

白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはなく、酸味がある。水に溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。

化学構造式

融点

約190℃(分解)

20. 取扱い上の注意

  1. 20.1 外箱開封後は遮光して保存すること。
  2. 20.2 *使用時までフィルム包装を開封しないこと。
  3. 20.3 *フィルム包装開封後は速やかに使用すること。
  4. 20.4 *フィルム包装が破損又は剥がれている時、インジケーター(酸素検知剤:ピンク色の錠剤)が青紫~青色に変色している時、フィルムの内面に水滴が認められる時は使用しないこと。

22. 包装

5mL×50管(ルアーフィットポリエチレンボトル)[脱酸素剤、酸素検知剤入り]

24. 文献請求先及び問い合わせ先

日新製薬株式会社 安全管理部

〒994-0069 山形県天童市清池東二丁目3番1号

TEL 023-655-2131 FAX 023-655-3419
E-mail:d-info@yg-nissin.co.jp

26. 製造販売業者等

26.1 製造販売元

日新製薬株式会社

山形県天童市清池東二丁目3番1号

〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル

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