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処方箋医薬品注)
チオクト酸の需要が増大した際の補給(はげしい肉体労働時)、Leigh症候群(亜急性壊死性脳脊髄炎)、中毒性(ストレプトマイシン、カナマイシンによる)及び騒音性(職業性)の内耳性難聴上記の適応(効能又は効果)に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
チオクト酸として、通常成人1日1回10~25mgを静脈内、筋肉内又は皮下に注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
頻度不明
消化器
食欲不振、悪心、下痢
その他
発疹、頭痛、めまい、心悸亢進
ブドウ糖液又はアミノ酸製剤との混合は差支えないが、酸性の注射液や注射用カルシウム製剤との混合は白濁又は沈殿を生ずるおそれがあるので注意すること。
チオクト酸(α-リポ酸)含有食品の摂取により、インスリン自己免疫症候群が発症したとの報告がある。
チオクト酸は生体内においてピルビン酸、α-ケトグルタール酸などのα-ケト酸の酸化分解過程の補酵素として重要な役割を果たしていることが判明している。すなわちチオクト酸は生体内のもっとも重要なエネルギー産生過程であるTCAサイクルにピルビン酸が入る過程を仲介するとともに、TCAサイクルそのものを回転させる行程にも直接関与している1) 。
チオクト酸(Thioctic Acid)
1,2-Dithiolane-3-pentanoic acid
C8H14O2S2
206.33
黄色の結晶又は結晶性の粉末で、わずかに特異なにおいがあり、味はない。N,N-ジメチルホルムアミド又はクロロホルムに極めて溶けやすく、エタノール(95)、アセトン、ジエチルエーテル又はベンゼンに溶けやすく、水に極めて溶けにくい。水酸化ナトリウム試液又は炭酸ナトリウム試液に溶ける。光によって徐々に分解する。
59~63℃
外箱開封後は遮光して保存すること。
5mL×100管(ガラスアンプル)
1) 久代文也他:診療.1960;13(1):97-100
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