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処方箋医薬品注)
ジフェンヒドラミン塩酸塩として、通常、成人1回10~30mgを皮下、または筋肉内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
筋肉内注射は、組織・神経等への影響を避けるため、やむを得ない場合にのみ必要最小限に行うこと。
眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意すること。
抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないことが望ましい。抗ヒスタミン剤を投与された患者群で、奇形を有する児の出産率が高いことを疑わせる疫学調査結果がある。
授乳を避けさせること。母乳を通して、乳児の昏睡がみられたとの報告がある。
一般に抗ヒスタミン作用によるめまい、鎮静等の精神症状及び抗コリン作用による口渇等があらわれやすい。
アルコール
中枢神経抑制作用が増強することがある。併用する場合には、定期的に臨床症状を観察し、用量に注意する。
相加的に作用(中枢神経抑制作用)を増強させる。
中枢神経抑制剤
MAO阻害剤
抗コリン作用を有する薬剤
抗コリン作用(口渇、便秘、尿閉、麻痺性イレウス等)が増強することがある。併用する場合には、定期的に臨床症状を観察し、用量に注意する。
相加的に作用(抗コリン作用)を増強させる。
頻度不明
過敏症
発疹
循環器
動悸
精神神経系
めまい、倦怠感、神経過敏、頭痛、眠気
消化器
口渇、悪心・嘔吐、下痢
筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、下記の点に注意すること。
ジフェンヒドラミンはヒスタミンH1受容体遮断薬である。H1受容体を介するヒスタミンによるアレルギー性反応(毛細血管の拡張と透過性亢進、気管支平滑筋の収縮、知覚神経終末刺激による瘙痒など)を抑制する1) 。
ジフェンヒドラミン塩酸塩(Diphenhydramine Hydrochloride)
2-(Diphenylmethoxy)-N, N-dimethylethylamine monohydrochloride
C17H21NO・HCl
291.82
白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはなく、味は苦く、舌を麻痺させる。メタノール又は酢酸(100)に極めて溶けやすく、水又はエタノール(95)に溶けやすく、無水酢酸にやや溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。光によって徐々に変化する。
166~170℃
外箱開封後は遮光して保存すること。
1mL×100管(ガラスアンプル)
2mL×100管(ガラスアンプル)
1) 第十八改正日本薬局方解説書.東京:廣川書店;2021.C2313-2319
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