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処方箋医薬品注)
通常投与量
最高投与量
散として1.5g
散として3.0g
投与しないこと。血中濃度が上昇するおそれがある。,
投与しないこと。妊娠中に本剤を単独又は併用投与されたてんかん患者の中に、奇形を有する児(口唇裂、口蓋裂、心奇形等)を出産した例が非服薬群と比較して有意に多いとの疫学的調査報告がある。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
少量から投与を開始するなど用量に留意すること。生理機能(肝機能、腎機能)が低下していることが多い。
頻度不明
過敏症
猩紅熱様・麻疹様・中毒疹様発疹
血液
血小板減少、白血球減少、出血傾向
肝臓
黄疸等の肝障害
腎臓
腎障害
精神神経系
眠気、眩暈、頭痛、倦怠感、神経過敏、運動失調、不眠、性格変化
循環器
血圧降下
眼
羞明、複視、視覚障害
消化器
食欲不振、悪心・嘔吐
その他
体重減少、脱毛
海外で実施された複数の抗てんかん薬における、てんかん、精神疾患等を対象とした199のプラセボ対照臨床試験の検討結果において、自殺念慮及び自殺企図の発現のリスクが、抗てんかん薬の服用群でプラセボ群と比較して約2倍高く(抗てんかん薬服用群:0.43%、プラセボ群:0.24%)、抗てんかん薬の服用群では、プラセボ群と比べ1,000人あたり1.9人多いと計算された(95%信頼区間:0.6~3.9)。また、てんかん患者のサブグループでは、プラセボ群と比べ1,000人あたり2.4人多いと計算されている。
[健康成人(外国人)、600mg 1回投与]1)
Tmax(hr)
Cmax(μg/mL)
t1/2(hr)
0.5
14
16
主として肝臓で脱メチル化されてジメタジオン(活性あり)になる2)。
主として尿中
投与後48時間における尿中排泄率はトリメタジオンとして0.8%、ジメタジオンとして1.9%であった3)。(健康成人、4mg/kg投与)
トリメタジオンではフェニトインでほとんど作用の認められないペンテトラゾールけいれんに対する拮抗作用が最も強くあらわれるのに対し4),5)、フェニトインで特徴的とされる最大電撃けいれんに対する作用は、相当大量を用いないと認められない5),6)。また、脊髄におけるpost-tetanic potentiation(PTP)を減少させる作用もみられない7)。これらのことから、本剤の作用様式はフェニトインとは全く異なっていることが示唆される。
トリメタジオンは、動物実験において、電撃けいれん(ラット、ネコ、ウサギ)4),5),6)、ペンテトラゾールけいれん(マウス、ラット)4),5)およびストリキニーネけいれん(マウス)4)に対して拮抗作用を有する。
トリメタジオンには、視床のcentral lateral nucleus の電気刺激による後発射の閾値上昇作用(ネコ)8)やペンテトラゾール(中等量)静注によりもたらされる小発作様脳波所見を抑制する作用(ウサギ)9)も認められる。
トリメタジオン(Trimethadione)
3,5,5-Trimethyl-1,3-oxazolidine-2,4-dione
C6H9NO3
143.14
白色の結晶又は結晶性の粉末で、カンフルようのにおいがある。エタノール(95)又はクロロホルムに極めて溶けやすく、ジエチルエーテルに溶けやすく、水にやや溶けやすい。
45~47℃
100g[プラスチックボトル;バラ]
1) Booker H. E.:Antiepileptic Drugs. 1972:403-407
2) Butler T. C.:J. Pharmacol. Exp. Ther. 1953;108:11-17
3) Tanaka E., et al.:J. Pharmacobio-Dyn. 1989;12:145-148
4) Everett G. M., et al.:J. Pharmacol. Exp. Ther. 1944;81:402-407
5) Swinyard E. A.:J. Am. Pharm. Ass. Sci. 1949;38:201-204
6) Toman J. E. P., et al.:J. Neurophysiol. 1946;9:231-239
7) Esplin D. W., et al.:J. Pharmacol. Exp. Ther. 1957;121:457-467
8) Schallek W., et al.:Proc. Soc. Exp. Bio. Med. 1963;112:813-817
9) Richards R. K., et al.:J. Lab. Clin. Med. 1946;31:1330-1336
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