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処方箋医薬品注)
カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム水和物として、通常成人1日25〜100mgを静脈内注射又は点滴静注する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
本剤の添加剤D-ソルビトールが体内で代謝されて生成した果糖が正常に代謝されず、低血糖、肝不全、腎不全等が誘発されるおそれがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
頻度不明
過敏症
発疹
本剤の代謝物により、尿ウロビリノーゲン試験が陽性になることがある。また、橙黄色がかった着色尿があらわれることがある。
健康成人男子に50mg静脈内投与した場合、血中濃度の半減期は約40分であった1)。
健康成人男子に50mg静脈内投与した場合、投与量の約75%が未変化体として尿中に排泄される1)。
細血管に作用して、血管透過性亢進を抑制し、血管抵抗値を増強する。血液凝固・線溶系に影響を与えることなく出血時間を短縮し、止血作用を示す1)。
カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム水和物(Carbazochrome Sodium Sulfonate Hydrate)
Monosodium(2RS)-1-methyl-6-oxo-5-semicarbazono-2,3,5,6-tetrahydroindole-2-sulfonate trihydrate
C10H11N4NaO5S・3H2O
376.32
橙黄色の結晶又は結晶性の粉末である。水にやや溶けにくく、メタノール又はエタノール(95)に極めて溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。水溶液(1→100)は旋光性を示さない。
約210℃(分解)
長期間にわたって高温にさらされると褐色に変化することがある。変色した製品は使用しないこと。
5mL×50管
10mL×50管
20mL×50管
1) 第十八改正日本薬局方解説書 廣川書店 2021;C1390-C1394
2) 小寺稔 他:臨牀と研究. 1966;43(2):357-362
3) 大本武千代 他:診療と新薬. 1965;2:421-426
4) 平井国明:体質医学研究所報告. 1958;8:417-423
5) 蛭間政和 他:大阪市立大学医学雑誌. 1957;6:793-799
6) 小澤光 他:薬学雑誌. 1956;76(12):1408-1414
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