当ウェブサイトを快適にご覧いただくには、ブラウザのJavaScript設定を有効(オン)にしていただく必要がございます。
皮脂欠乏症、進行性指掌角皮症、凍瘡、肥厚性瘢痕・ケロイドの治療と予防、血行障害に基づく疼痛と炎症性疾患(注射後の硬結並びに疼痛)、血栓性静脈炎(痔核を含む)、外傷(打撲、捻挫、挫傷)後の腫脹・血腫・腱鞘炎・筋肉痛・関節炎、筋性斜頸(乳児期)
通常、1日1~数回適量を患部に塗擦又はガーゼ等にのばして貼付する。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。
0.1~5%未満
頻度不明
過敏症
皮膚炎、そう痒、発赤、発疹、潮紅等
皮膚刺激感
皮膚
(投与部位)
紫斑
皮脂欠乏症患者30例、進行性指掌角皮症患者29例を対象にヘパリン類似物質ソフト軟膏0.3%の適量を1日2~3回、皮脂欠乏症は2週間、進行性指掌角皮症は4週間単純塗擦した一般臨床試験1)における改善率は、次のとおりであった。副作用は認められなかった。
対象疾患名
改善率(%)(改善以上)
皮脂欠乏症
96.7(29/30)
進行性指掌角皮症
72.4(21/29)
皮脂欠乏症患者30例、進行性指掌角皮症患者30例を対象にヘパリン類似物質ソフト軟膏0.3%の適量を1日2~3回、皮脂欠乏症は2週間、進行性指掌角皮症は4週間単純塗擦した一般臨床試験2)における改善率は、次のとおりであった。副作用は認められなかった。
93.3(28/30)
70.0(21/30)
作用機序は明確ではない。
血液凝固時間を延長し、血液凝固抑制作用を示す(ヒト3),4)、イヌ3)、ウサギ4))。
水素クリアランス法による実験で、皮膚組織血流量の増加を認めた5),6)(ウサギ)。
実験的血腫の消退促進を認めた5)(ウサギ)。
皮膚に対する保湿効果を有し(ヒト)7)、実験的乾燥性皮膚において角質水分保持増強作用を認めた6),8)(モルモット)。
組織癒着防止に関する実験で、線維芽細胞増殖の抑制を認めた3),9)(ウサギ)。
紫外線紅斑抑制作用を有する10)(モルモット)。
ヘパリン類似物質油性クリーム0.3%「日医工」及びヒルドイドソフト軟膏0.3%を、健康成人男子の左右前腕屈側部にそれぞれ50μL単回塗布(半径2cm)し、塗布部位の皮表角層水分含有量(以下、水分量)を経時的に測定した。薬物塗布前後における水分量の変化量-時間曲線下面積(AUC)を評価項目とし、90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、log(0.80)~log(1.25)の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された11)。
判定パラメータ
AUC0→10(a.u.・hr)
ヘパリン類似物質油性クリーム0.3%「日医工」
98.2±35.1
ヒルドイドソフト軟膏0.3%
101.9±35.8
(50μL単回塗布、Mean±S.D., n=40)
水分量の変化量並びにAUC等のパラメータは、被験者の選択、水分量の測定回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
ヘパリン類似物質(Heparinoid)
帯黄白色の無晶性の粉末で、においはなく、味はわずかに苦い。水に溶けやすく、メタノール、エタノール(95)、アセトン又は1-ブタノールにほとんど溶けない。
25g×10本[チューブ]25g×50本[チューブ]100g[瓶]500g[瓶]
1) 長島正治 他:臨床医薬. 1994;10(7):1671-1682
2) 原田昭太郎 他:臨床医薬. 1994;10(7):1683-1693
3) 中安国裕:東京慈恵会医科大学雑誌. 1961;76(2):494-514
4) 石川浩一 他:外科. 1955;17(12):849-854
5) 木戸裕子 他:基礎と臨床. 1996;30(3):463-469
6) 土肥孝彰 他:薬理と治療. 2001;29(2):127-134
7) 安藤隆夫 他:日本香粧品科学会誌. 1984;8(3):246-250
8) 難波和彦:久留米医学会雑誌. 1988;51(6):407-415
9) 間狩孝:日本外科宝函. 1959;28(9):3757-3776
10) Raake W.:Arzneim.-Forsch./Drug Res. 1984;34(4):449-451
11) 宮脇寛海 他:診療と新薬. 2013;50(10):961-967
日医工株式会社 お客様サポートセンター
〒930-8583 富山市総曲輪1丁目6番21
TEL(0120)517-215FAX(076)442-8948
日医工株式会社
富山市総曲輪1丁目6番21
Copyright © Pharmaceuticals and Medical Devices Agency, All Rights reserved.