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日本薬局方
チオ硫酸ナトリウム注射液
処方箋医薬品注)
ヒドロキソコバラミン
ヒドロキソコバラミンを同時に投与すると、解毒作用が抑制することが考えられるため、同時に投与しないこと。
チオ硫酸-コバラミン化合物の形成が起こる。
頻度不明
過敏症
過敏症状
本剤の投与にあたっては注射の速度をできるだけ遅くすること。ヒドロキソコバラミンとの化学的配合変化が認められるので、同じ静脈ラインでの同時投与は避けること。
連用した場合に効果が漸次低下する傾向があるので、本剤の投与が7~10回に達したら適宜休薬することが望ましい。
体内に沈着したヒ素と結合し、これを不溶性の塩として沈殿させ、その排泄を容易にする。シアン化合物中毒に対しては有効で、解毒機構は、ミトコンドリアにある酵素ロダナーゼによりシアンと反応し、毒性が弱く、尿中に排泄しやすいチオシアン酸塩を生成させることによる1)。
チオ硫酸ナトリウム水和物
Sodium Thiosulfate Hydrate
Na2S2O3・5H2O
248.18
無色の結晶又は結晶性の粉末で、においはない。水に極めて溶けやすく、エタノール(99.5)にほとんど溶けない。乾燥空気中では風解し、湿った空気中で潮解する。
1) 第十八改正日本薬局方解説書 廣川書店 2021;C3225-C3228
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