当ウェブサイトを快適にご覧いただくには、ブラウザのJavaScript設定を有効(オン)にしていただく必要がございます。
日本薬局方
クロルフェニラミンマレイン酸塩散
じん麻疹、血管運動性浮腫、枯草熱、皮膚疾患に伴う瘙痒(湿疹・皮膚炎、皮膚瘙痒症、薬疹)、アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎、感冒等上気道炎に伴うくしゃみ・鼻汁・咳嗽
dl-クロルフェニラミンマレイン酸塩として、通常成人1回2~6mgを1日2~4回経口投与する。なお、年令・症状により適宜増減する。
眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意すること。
抗コリン作用により眼内圧が上昇し、症状が増悪するおそれがある。
抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。
抗コリン作用により症状が増悪するおそれがある。
抗コリン作用により平滑筋の運動抑制、緊張低下がおこり、症状が増悪するおそれがある。
抗コリン作用による心血管系への作用により、症状が増悪するおそれがある。
抗コリン作用により血管拡張が抑制され、血圧が上昇するおそれがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
投与しないこと。中枢神経系興奮など抗コリン作用に対する感受性が高く、痙攣など重篤な反応があらわれるおそれがある。
乳児、幼児及び小児を対象とした臨床試験は実施していない。
患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下している。
中枢神経抑制剤
中枢神経抑制作用が増強されるおそれがある。
いずれも中枢神経抑制作用を有する。
アルコール
精神運動障害が起こることがある。
MAO阻害剤
本剤の作用が増強されるおそれがある。
抗コリン作用が増強されると考えられる。
ドロキシドパノルアドレナリン
血圧の異常上昇を起こすおそれがある。
本剤がヒスタミンによる毛細血管拡張を抑制すると考えられる。
頻度不明
過敏症
発疹
泌尿器
多尿、排尿困難
精神神経系
神経過敏、頭痛、焦燥感、複視、眠気
消化器
口渇、胸やけ
肝臓
肝機能障害(AST、ALT、ALPの上昇)
血液
血小板減少
H1受容体拮抗薬でH1受容体を介するヒスタミンの作用を抑制する1)。
クロルフェニラミンマレイン酸塩(Chlorpheniramine Maleate)
(3RS)-3-(4-Chlorophenyl)-N,N-dimethyl-3-pyridin-2-ylpropylamine monomaleate
C16H19ClN2・C4H4O4
390.86
白色の微細な結晶である。酢酸(100)に極めて溶けやすく、水又はメタノールに溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けやすい。希塩酸に溶ける。水溶液(1→20)は旋光性を示さない。
130~135℃
500g[アルミ袋;バラ]
1) 第十八改正日本薬局方解説書 廣川書店 2021;C1832-C1838
日医工株式会社 お客様サポートセンター
〒930-8583 富山市総曲輪1丁目6番21
TEL(0120)517-215
FAX(076)442-8948
日医工株式会社
富山市総曲輪1丁目6番21
Copyright © Pharmaceuticals and Medical Devices Agency, All Rights reserved.