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処方箋医薬品注)
皮膚糸状菌(トリコフィトン属、ミクロスポルム属、エピデルモフィトン属)、カンジダ属、マラセチア属、アスペルギルス属、クリプトコックス属、スポロトリックス属、ホンセカエア属
真菌血症、呼吸器真菌症、消化器真菌症、尿路真菌症、真菌髄膜炎
スポロトリコーシス、クロモミコーシス
白癬:体部白癬、股部白癬、手白癬、足白癬、頭部白癬、ケルスス禿瘡、白癬性毛瘡カンジダ症:口腔カンジダ症、皮膚カンジダ症、爪カンジダ症、カンジダ性爪囲爪炎、カンジダ性毛瘡、慢性皮膚粘膜カンジダ症癜風、マラセチア毛包炎
通常、成人にはイトラコナゾールとして100~200mgを1日1回食直後に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、イトラコナゾール注射剤からの切り替えの場合、1回200mgを1日2回(1日用量400mg)食直後に経口投与する。
通常、成人にはイトラコナゾールとして100~200mgを1日1回食直後に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、1日最高用量は200mgとする。
通常、成人にはイトラコナゾールとして50~100mgを1日1回食直後に経口投与する。ただし、爪カンジダ症及びカンジダ性爪囲爪炎に対しては、100mgを1日1回食直後に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、1日最高用量は200mgとする。
通常、成人にはイトラコナゾールとして1回200mgを1日2回(1日量400mg)食直後に1週間経口投与し、その後3週間休薬する。これを1サイクルとし、3サイクル繰り返す。なお、必要に応じ適宜減量する。
,
うっ血性心不全の悪化又は再発を来すおそれがある。虚血性心疾患、基礎心疾患(弁膜症等)、慢性閉塞性肺疾患、腎不全、その他の浮腫性疾患等うっ血性心不全を起こすおそれのある患者に対して本剤を投与する場合には、その危険性について十分に説明するとともに、下肢浮腫、呼吸困難等の異常が認められた場合には直ちに受診するよう患者を指導すること。
投与しないこと。,
本剤及び代謝物等の排泄が遅延し、副作用があらわれやすくなるおそれがある。
投与しないこと。不可逆的な肝障害におちいるおそれがある。,
肝障害を悪化させるおそれがある。,
妊娠する可能性のある女性には、本剤投与中及び投与終了後一定期間は、適切な避妊を行うよう指導すること。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。動物実験(ラット1)、マウス)で催奇形性が報告されている。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。ヒトで母乳中へ移行することが報告されている2)。
重症な感染症例で治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。承認時までの臨床試験(効能・効果追加承認時を含む)及び再審査期間内に得られた小児に対する使用例数は65症例(1歳以上7歳未満22例、7歳以上15歳未満43例)であり、副作用は4例に下痢、低カリウム血症、AST、LDH、カリウムの上昇が認められた。
消化器症状等副作用があらわれた場合は減量又は休薬するなど慎重に投与すること。高齢者では生理機能が低下していることが多く、副作用があらわれやすい。
ピモジド
キニジン3),4)
ベプリジル5)
これらの薬剤の血中濃度上昇により、QT延長が発現する可能性がある。
本剤のCYP3A4に対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。
トリアゾラム6)
トリアゾラムの血中濃度上昇、作用の増強、作用時間の延長があらわれることがある。
シンバスタチン7)
シンバスタチンの血中濃度上昇により、横紋筋融解症があらわれやすくなる。
アゼルニジピン
アゼルニジピン・オルメサルタン メドキソミル
ニソルジピン8)
これらの薬剤の血中濃度を上昇させることがある。
エルゴタミン・カフェイン・イソプロピルアンチピリン
ジヒドロエルゴタミン
エルゴメトリンメチルエルゴメトリン
これらの薬剤の血中濃度上昇により、血管攣縮等の副作用が発現するおそれがある。
バルデナフィル
バルデナフィルのAUCが増加しCmaxが上昇するとの報告がある。
エプレレノン9)
エプレレノンの血中濃度を上昇させるおそれがある。
ブロナンセリン
ブロナンセリンの血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。
シルデナフィル10)
シルデナフィルの血中濃度を上昇させるおそれがある(シルデナフィルとリトナビルの併用により、シルデナフィルのCmax及びAUCがそれぞれ3.9倍及び10.5倍に増加したとの報告がある)。
タダラフィル
タダラフィルの血中濃度を上昇させるおそれがある(タダラフィルとケトコナゾールの併用により、タダラフィルのAUC及びCmaxがそれぞれ312%及び22%増加したとの報告がある)。
スボレキサント
スボレキサントの作用を著しく増強させるおそれがある。
イブルチニブ
イブルチニブの血中濃度が上昇し、副作用が増強されるおそれがある。
チカグレロル
チカグレロルの血中濃度が上昇し、出血の危険性が増大するおそれがある。
ロミタピド
ロミタピドの血中濃度が著しく上昇するおそれがある。
イバブラジン
イバブラジンの血中濃度が上昇し、過度の徐脈があらわれることがある。
ベネトクラクス(再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期)
ベネトクラクスの血中濃度が上昇し、腫瘍崩壊症候群の発現が増強する可能性がある。
ルラシドン塩酸塩
ルラシドン塩酸塩の血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。
アナモレリン塩酸塩
アナモレリン塩酸塩の血中濃度が上昇し、副作用の発現が増強するおそれがある。
フィネレノン
フィネレノンの血中濃度が著しく上昇するおそれがある。
*ボクロスポリン
*
*ボクロスポリンの血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。
イサブコナゾニウム硫酸塩
イサブコナゾールの血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。
アリスキレン11)
イトラコナゾールカプセルの併用投与(空腹時)により、アリスキレンのCmax及びAUCがそれぞれ約5.8倍及び約6.5倍に上昇したとの報告がある。
本剤のP糖蛋白阻害作用により、アリスキレンの排泄が阻害されると考えられる。
ダビガトラン
ダビガトランの血中濃度が上昇し、出血の危険性が増大することがある。
本剤のP糖蛋白阻害作用により、ダビガトランの排泄が阻害されると考えられる。
リバーロキサバン
リバーロキサバンの血中濃度が上昇し、出血の危険性が増大するおそれがある(リバーロキサバンとケトコナゾールの併用により、リバーロキサバンのAUC及びCmaxがそれぞれ158%及び72%増加したとの報告がある)。
本剤のCYP3A4及びP糖蛋白阻害作用により、リバーロキサバンの代謝及び排泄が阻害され、抗凝固作用が増強されると考えられる。
アトルバスタチン12)
アトルバスタチンの血中濃度を上昇させることがあり、横紋筋融解症があらわれやすくなる。必要に応じてアトルバスタチンの投与量を減量するなど用量に注意すること。
ビンカアルカロイド系抗悪性腫瘍剤
これらの薬剤の血中濃度を上昇させることがあり、ビンカアルカロイド系抗悪性腫瘍剤の副作用が増強されることがある。必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど用量に注意すること。
メチルプレドニゾロン14)デキサメタゾン15)ブデソニド16)
これらの薬剤の血中濃度を上昇させることがあり、これらの薬剤の副作用が増強されることがある。必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど用量に注意すること。
コルヒチン,,
コルヒチンの血中濃度を上昇させることがあり、コルヒチンの作用が増強されることがある。必要に応じてコルヒチンの投与量を減量するなど用量に注意すること。
ジソピラミド
ジソピラミドの血中濃度上昇により、QT延長が発現する可能性がある。必要に応じてジソピラミドの投与量を減量するなど用量に注意すること。
ベンゾジアゼピン系薬剤
これらの薬剤の血中濃度を上昇させることがある。必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど用量に注意すること。
抗精神病薬
・本剤とアリピプラゾールの併用により、アリピプラゾールのCmax、AUC、t1/2がそれぞれ19.4%、48.0%、18.6%増加したとの報告がある。・本剤とペロスピロンの併用により、ペロスピロンのCmax及びAUCがそれぞれ5.7倍及び6.8倍増加したとの報告がある。
免疫抑制剤
抗悪性腫瘍剤
・クリゾチニブ反復投与時に本剤を併用投与したとき、クリゾチニブの定常状態におけるAUCtau及びCmaxは単独投与と比べそれぞれ57%及び33%増加した。
オピオイド系鎮痛剤
・本剤とオキシコドンの併用により、オキシコドンのクリアランスが32%減少し、AUCが51%増加したとの報告がある(オキシコドン注射剤)。また、オキシコドンのAUCが144%上昇したとの報告がある(オキシコドン経口剤)。
*ブプレノルフィンセレギリン23)ガランタミントルバプタンエレトリプタンサルメテロールシクレソニドフルチカゾンアプレピタントイミダフェナシン24)ソリフェナシントルテロジンシロスタゾールシナカルセトエバスチンダルナビルマラビロクオキシブチニンドンペリドン
シロドシン
キニーネ
ゾピクロン
グアンファシン
ジエノゲスト
・トルバプタンとの併用が避けられない場合は、トルバプタンの減量あるいは、低用量から開始するなど用量に注意すること。・本剤とイミダフェナシンの併用により、イミダフェナシンのCmax及びAUCがそれぞれ1.32倍及び1.78倍増加したとの報告がある。
シルデナフィル
シルデナフィルとエリスロマイシンの併用によりシルデナフィルのCmax、AUCの増加が認められたとの報告がある。必要に応じてシルデナフィルの投与量を減量するなど用量に注意すること。
タダラフィルの血中濃度を上昇させるおそれがある(タダラフィルとケトコナゾールの併用により、タダラフィルのAUC及びCmaxがそれぞれ312%及び22%増加したとの報告がある)。必要に応じてタダラフィルの投与量を減量するなど用量に注意すること。
ワルファリン25)
ワルファリンの作用が増強し、著しいINR上昇があらわれることがある。必要に応じてワルファリンの投与量を減量するなど用量に注意すること。
アキシチニブ
アキシチニブの血中濃度が上昇し、副作用の発現頻度及び重症度が増加するおそれがある。やむを得ず併用する際にはアキシチニブの減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用発現に十分注意すること。
フェソテロジン
活性代謝物5-HMTの血漿中濃度の上昇に伴い効果や副作用の増強が予想される。必要に応じてフェソテロジンの投与量を減量するなど用量に注意すること。
ボセンタン
ボセンタンの血中濃度が上昇し、ボセンタンの副作用が発現しやすくなるおそれがある。必要に応じてボセンタンの投与量を減量するなど用量に注意すること。
アルテメテル・ルメファントリン
アルテメテル及びルメファントリンの血中濃度が上昇し、QT延長が起こるおそれがある。必要に応じてアルテメテル・ルメファントリンの投与量を減量するなど用量に注意すること。
デソゲストレル・エチニルエストラジオール
これらの薬剤の血中濃度を上昇させることがある。必要に応じてデソゲストレル・エチニルエストラジオールの投与量を減量するなど用量に注意すること。
ベネトクラクス(再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の維持投与期、急性骨髄性白血病)
ベネトクラクスの血中濃度が上昇し、副作用が増強する可能性があるので、ベネトクラクスを減量するとともに患者の状態を慎重に観察すること。
ジヒドロピリジン系Ca拮抗剤
ベラパミル28)
これらの薬剤の血中濃度を上昇させることがある。また、心機能が低下する可能性がある。必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど用量に注意すること。
本剤のCYP3A4に対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。また、両剤の心抑制作用が増強する可能性がある。
イリノテカン
イリノテカンの活性代謝物の血中濃度が上昇することがある。必要に応じてイリノテカンの投与量を減量するなど用量に注意すること。
本剤のCYP3A4阻害作用により、イリノテカンの活性代謝物の無毒化が阻害されると考えられる。
バルベナジン
バルベナジン及び活性代謝物の血漿中濃度が上昇するおそれがある。バルベナジンの作用が増強することで副作用があらわれるおそれがあるため、観察を十分に行うこと。本剤を併用する場合にはバルベナジンの増量はしないこと。
本剤のCYP3A阻害作用により、バルベナジン及び活性代謝物の代謝が阻害されると考えられる。
ニロチニブ
ニロチニブの血中濃度が上昇し、QT延長があらわれることがある。必要に応じてニロチニブの投与量を減量するなど用量に注意すること。
本剤のCYP3A4及びP糖蛋白阻害作用により、ニロチニブの代謝及び排泄が阻害されると考えられる。
アピキサバン
アピキサバンの血中濃度を上昇させることがある。必要に応じてアピキサバンの投与量を減量するなど用量に注意すること。
本剤のCYP3A4及びP糖蛋白阻害作用により、アピキサバンの代謝及び排泄が阻害されると考えられる。
エドキサバン
エドキサバンの血中濃度を上昇させ、出血の危険性を増大させるおそれがある。必要に応じてエドキサバンの投与量を減量するなど用量に注意すること。
本剤のP糖蛋白阻害作用により、エドキサバンのバイオアベイラビリティを上昇させると考えられる。
*タラゾパリブ
*タラゾパリブの副作用が増強されるおそれがあるので、本剤との併用は可能な限り避けること。やむを得ず併用する場合には、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。
*本剤のP糖蛋白阻害作用により、タラゾパリブの血中濃度が上昇する可能性がある。
ジゴキシン29)ブスルファン30)
これらの薬剤の血中濃度を上昇させることがある。本剤とブスルファンの併用により、ブスルファンのクリアランスが20%減少したとの報告がある。必要に応じてこれらの薬剤の投与量を減量するなど用量に注意すること。
機序不明
ロペラミド
ロペラミドの血中濃度が上昇することがある。必要に応じてロペラミドの投与量を減量するなど用量に注意すること。
本剤のCYP3A4及びP糖蛋白阻害作用により、ロペラミドの代謝及び排泄が阻害されると考えられる。
クラリスロマイシン31)リトナビルホスアンプレナビル/リトナビルエリスロマイシンシプロフロキサシン32)
本剤の血中濃度が上昇することがある。本剤とシプロフロキサシンの併用により、イトラコナゾールのCmax及びAUCがそれぞれ53.13%及び82.46%増加したとの報告がある。必要に応じて本剤の投与量を減量するなど用量に注意すること。
これらの薬剤のCYP3A4に対する阻害作用により、本剤の代謝が阻害される。
ダルナビル/リトナビル
本剤又はダルナビルの血中濃度が上昇する可能性がある(ダルナビル/リトナビルとケトコナゾールの併用により、ダルナビルとケトコナゾールの血中濃度の上昇が認められたとの報告がある)。必要に応じて本剤又はこれらの薬剤の投与量を調節するなど用量に注意すること。
本剤及びこれらの薬剤のCYP3A4に対する阻害作用により、血中濃度の変化が起こる場合がある。
エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミドフマル酸塩
エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩
本剤、エルビテグラビル及びコビシスタットの血中濃度が上昇する可能性がある。必要に応じて本剤又はこれらの薬剤の投与量を調節するなど用量に注意すること。
本剤及びコビシスタットのCYP3A等阻害作用により、相互に代謝が阻害される。
ダルナビル エタノール付加物・コビシスタット
本剤、ダルナビル又はコビシスタットの血中濃度が上昇する可能性がある。必要に応じて本剤又はダルナビル エタノール付加物・コビシスタットの投与量を調節するなど用量に注意すること。
本剤とダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により、相互に代謝が阻害される。
ダルナビル エタノール付加物・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミドフマル酸塩
本剤、ダルナビル、コビシスタット又はテノホビル アラフェナミドの血中濃度が上昇する可能性がある。必要に応じて本剤又はダルナビル エタノール付加物・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミドフマル酸塩の投与量を調節するなど用量に注意すること。
本剤とダルナビル、コビシスタット及びテノホビル アラフェナミドのCYP3A及びP糖蛋白阻害作用により、相互に代謝が阻害される。
カルバマゼピン33),34)エトラビリンリファブチン
本剤の血中濃度が低下することがある。また、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。必要に応じて本剤又はこれらの薬剤の投与量を調節するなど用量に注意すること。
これらの薬剤の肝薬物代謝酵素誘導により、本剤の肝代謝が促進される。また、本剤のCYP3A4に対する阻害作用によりこれらの薬剤の代謝が阻害される。
リファンピシンフェニトインイソニアジド35)フェノバルビタールエファビレンツネビラピン36)
本剤の血中濃度が低下することがある。本剤とネビラピンの併用により、本剤のCmax、AUC及びt1/2がそれぞれ38%、61%及び31%減少したとの報告がある。必要に応じて本剤の投与量、両剤の投与間隔を調節するなど注意すること。
これらの薬剤の肝薬物代謝酵素誘導により、本剤の肝代謝が促進される。
H2遮断薬
本剤の血中濃度が低下することがある。併用する場合には両剤の投与間隔をできる限り空けるなど慎重に投与すること。
酸分泌量低下のため本剤の消化管での溶解性が低下し、吸収が低下することがある。
プロトンポンプ阻害剤
本剤の血中濃度が低下することがある。必要に応じて本剤の投与量、両剤の投与間隔を調節するなど注意すること。
制酸剤38)
本剤と制酸剤の併用により、本剤のCmax及びAUCがそれぞれ70%及び66%減少したとの報告がある。必要に応じて本剤の投与量、両剤の投与間隔を調節するなど注意すること。
メロキシカム39)
本剤とメロキシカムの併用により、メロキシカムのCmax及びAUCがそれぞれ64%及び37%減少したとの報告がある。必要に応じてメロキシカムの投与量を調節するなど用量に注意すること。
本剤がメロキシカムの消化管からの吸収を抑制すると考えられる。
*リオシグアト
*リオシグアトの血中濃度を上昇させるおそれがある(リオシグアトとケトコナゾールの併用により、リオシグアトのAUC及びCmaxがそれぞれ150%及び46%増加、また、消失半減期が延長したとの報告がある)。本剤との併用が必要な場合は、患者の状態に注意し、必要に応じてリオシグアトの減量を考慮すること。
*本剤のCYP1A1及びCYP3A4阻害作用により、リオシグアトのクリアランスが低下することが考えられる。
下肢浮腫、呼吸困難等の症状に注意すること。
食欲不振、嘔気、嘔吐、倦怠感、腹痛、褐色尿等の症状に注意すること。,
チアノーゼ、冷汗、血圧低下、呼吸困難、胸内苦悶等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音の異常(捻髪音)等が認められた場合には、速やかに胸部X線、胸部CT、血清マーカー等の検査を実施し、本剤の投与を中止するとともに、適切な処置を行うこと。
低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等があらわれることがある。
0.1~5%未満
0.1%未満
頻度不明
感染症
鼻炎
過敏症
血管浮腫
循環器
不整脈
心室性期外収縮、房室ブロック、動悸、狭心症発作、徐脈、心電図異常、血管障害、血圧上昇、頻脈、高血圧、低血圧
消化器
腹痛、嘔気、便秘、下痢、嘔吐、消化不良、食欲不振、鼓腸放屁
おくび、舌炎、口内炎、腹部腰背部痛
軟便、腹部不快感、口腔内痛、歯周炎、胃炎、胃十二指腸潰瘍
肝臓
肝機能異常、AST増加、ALT増加、LDH増加、γ-GTP増加、ALP増加
血中ビリルビン増加、LAP増加
呼吸器
咽喉頭疼痛、呼吸困難、咳嗽
皮膚
発疹、そう痒症
紅斑性発疹、脱毛、蕁麻疹、光線過敏性反応
白血球破砕性血管炎、湿疹、皮膚乾燥、皮膚腫脹
精神神経系
倦怠感
肩こり、不眠、めまい、頭痛、末梢神経障害
眠気、錯感覚、感覚鈍麻、不安、傾眠、発声障害、錯乱状態、振戦
腎臓
BUNの上昇
尿蛋白及び尿糖の陽性、腎障害
頻尿、尿失禁、血尿、尿検査異常、尿円柱、尿量減少、腎機能検査値異常注)、腎尿細管障害
血液
好酸球増多、白血球減少、血小板減少
貧血
白血球増多、顆粒球減少、好中球減少
生殖器
月経異常、勃起不全
その他
浮腫
発熱、ほてり、味覚異常、耳鳴、難聴
胸痛、血清病、視覚障害(霧視、複視を含む)、筋痛、関節痛、悪寒、異常感、無力症、腫脹、自傷、体重増加、高血糖、多汗症、顔面浮腫
臨床検査
トリグリセライドの上昇
血清尿酸上昇、血清カリウムの上昇、血中アミラーゼ増加、総蛋白増加、総コレステロール増加
血中リン増加、血中コレステロール減少、血中ナトリウム減少、CRP増加、CK増加
本剤は血液透析によって除去できない。
類似化合物(ミコナゾール)では血糖降下剤との併用により、著しい血糖低下が認められたとの報告がある。
健康成人にイトラコナゾール50~200mgを経口投与したとき、速やかに吸収され、血漿中未変化体濃度は投与後約4~5時間で最高値に達し、その後二相性で消失し、β相の消失半減期は約14~28時間であった。主活性代謝物ヒドロキシイトラコナゾールの血漿中濃度は投与後約4~6時間で最高値に達した後、約10~21時間の消失半減期で消失した40)。
用量(mg)
対象
Cmax(ng/mL)
Tmax(hr)
AUC(ng・hr/mL)
t1/2(hr)
50
未変化体主活性代謝物
37.0±14.9146.2±43.8
4.4±0.94.4±0.9
456±1841,819±612
13.8±7.0 21.3±36.0
100
132.2±80.7267.4±71.4
4.8±1.86.0±1.4
2,221±1,1416,772±3,221
24.9±7.717.4±11.2
200
215.6±58.1678.6±62.4
4.4±0.95.2±1.8
4,142±1,27215,028±2,524
27.9±9.99.5±2.1
健康成人にイトラコナゾール1回200mgを1日2回、15日間反復経口投与したときの血漿中未変化体及びヒドロキシイトラコナゾールのトラフ時の濃度は徐々に上昇し、投与13日目にはほぼ定常状態に達した。t1/2は31.0時間及び22.2時間であった41)。
イトラコナゾール錠50mg「日医工」1錠及びイトリゾールカプセル50 1カプセル(イトラコナゾールとして50mg)を、クロスオーバー法によりそれぞれ健康成人男子に絶食単回経口投与して血清中濃度を測定し、得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、log(0.8)~log(1.25)の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された42)。
判定パラメータ
参考パラメータ
AUC0→48(ng・hr/mL)
イトラコナゾール錠50mg「日医工」
255.63±70.63
25.63±9.42
3.1±0.8
10.678±2.926
イトリゾールカプセル50
263.48±67.80
26.27±9.80
3.5±1.2
10.991±3.457
(50mg投与, Mean±S.D., n=18)
血清中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
イトラコナゾール錠100mg「日医工」1錠及びイトラコナゾール錠50mg「日医工」2錠(イトラコナゾールとして100mg)を、クロスオーバー法によりそれぞれ健康成人男子に絶食単回経口投与して血清中濃度を測定し、得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、log(0.8)~log(1.25)の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された43)。
AUC0→72(ng・hr/mL)
イトラコナゾール錠100mg「日医工」
516.81±218.74
53.55±20.86
3.4±0.8
15.08±6.04
イトラコナゾール錠50mg「日医工」×2
509.84±199.98
53.40±29.07
3.5±0.6
16.61±5.86
(100mg投与, Mean±S.D., n=19)
イトラコナゾールを空腹時に投与したとき、食直後投与時の最高血漿中濃度の約40%であり、ヒドロキシイトラコナゾールも同様の傾向が認められ、食直後投与によってイトラコナゾールの生物学的利用率が向上した40)。
イトラコナゾール経口投与後の肺、腎、肝、皮膚等の組織内未変化体濃度は血漿中濃度よりも高かった。また、皮膚組織内未変化体濃度は、最終投与後1週間は治療濃度域であった44)。(外国人データ)
健康女性のデータでは、授乳婦にイトラコナゾール1回200mgを1日2回経口投与したとき、乳汁中に未変化体が検出された2)。
99.8%(in vitro、平衡透析法)45)
ヒトにイトラコナゾールを経口投与したとき、肝臓で主に代謝され、主な代謝物はヒドロキシイトラコナゾールである46)。初回通過効果:あり46)代謝物の活性の有無:ヒドロキシイトラコナゾール(主活性代謝物)は、未変化体と比較してほぼ同等の抗真菌活性を示す47)。代謝酵素(チトクロームP450)の分子種:CYP3A446),48)
健康成人に3H-イトラコナゾール100mg経口投与したとき、投与7日間以内に放射活性の54.1%が糞中に、35.2%が尿中に排泄された44)。
爪白癬患者を対象とし、パルス療法(400mg/日3サイクル投与、200mg/日6サイクル投与、200mg/日3サイクル投与)を行った際の有効率は、それぞれ84.6%(44/52)、66.7%(34/51)、63.8%(30/47)であった49)。安全性解析集団185例中、副作用(臨床検査値異常変動を含む)は25例(13.51%)62件に認められた。その主なものはALT増加9件(4.86%)、AST増加、γ-GTP増加各8件(4.32%)、Al-P増加、LDH増加各3件(1.62%)、腹痛、ビリルビン値増加、鼓腸放屁各2件(1.08%)等であった。
真菌のチトクロームP450に特異的に作用して、真菌の細胞膜の主要構成脂質であるエルゴステロールの生合成を阻害する。イトラコナゾールは哺乳類由来のチトクロームP450には影響が少なかった。50)
イトラコナゾール(Itraconazole)
4-(4-{4-[4-({(2RS,4SR)-2-(2,4-Dichlorophenyl)-2-[(1H-1,2,4-triazol-1-yl)methyl]-1,3-dioxolan-4-yl}methoxy)phenyl]piperazin-1-yl}phenyl)-2-[(1RS)-1-methylpropyl]-2,4-dihydro-3H-1,2,4-triazol-3-one4-(4-{4-[4-({(2SR,4RS)-2-(2,4-Dichlorophenyl)-2-[(1H-1,2,4-triazol-1-yl)methyl]-1,3-dioxolan-4-yl}methoxy)phenyl]piperazin-1-yl}phenyl)-2-[(1RS)-1-methylpropyl]-2,4-dihydro-3H-1,2,4-triazol-3-one
C35H38Cl2N8O4
705.63
白色の粉末である。N,N-ジメチルホルムアミドにやや溶けやすく、エタノール(99.5)に極めて溶けにくく、水及び2-プロパノールにほとんど溶けない。N,N-ジメチルホルムアミド溶液(1→100)は旋光性を示さない。
166~170℃
小児の手の届かない所に保管すること。
56錠[8錠×7;PTP]100錠[10錠×10;PTP]
28錠[4錠×7;PTP]100錠[10錠×10;PTP]
1) イトラコナゾールの催奇形性試験(ラット)(イトリゾール内用液:2006年7月26日承認、申請資料概要2.6.6.6)
2) イトラコナゾールのヒト乳汁中への排泄(イトリゾール内用液:2006年7月26日承認、申請資料概要2.6.4.6)
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