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日本薬局方
塩化ナトリウム
〈経口〉
○食塩喪失時の補給
〈外用〉
○皮膚・創傷面・粘膜の洗浄・湿布
○含漱・噴霧吸入剤として気管支粘膜洗浄・喀痰排出促進
塩化ナトリウムとして、通常、成人1回1~2gをそのまま、又は水に溶かして経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
1. 通常、等張液として皮膚、創傷面、粘膜の洗浄、湿布に用いる。
2. 通常、等張液として含漱、噴霧吸入に用いる。
塩化ナトリウムを負荷することから心臓に負担をかけ、症状が悪化するおそれがある。
頻度不明
大量投与
悪心・嘔吐等の消化器症状、高ナトリウム血症、うっ血性心不全、浮腫
生体内に最も普遍的に存在する無機物質で、血清の無機成分の90%以上を占め、主として細胞外液にあって浸透圧の維持の主体をなすと共に、生体水分分布に係る主要な要因となっている。塩化ナトリウムは塩類作用を呈し、その吸収によって体液の浸透圧は上昇し、組織水分は体液中に吸収され組織代謝が亢進し、利尿作用を現す。塩化ナトリウムの欠乏はアルカローシス、痙攣、ときに筋肉の興奮を伴う嘔吐、異常発汗に基づく熱痙攣などの原因となり、またアジソン病に似た脱力症状を起こすことがある1) 。
塩化ナトリウム(Sodium Chloride)
NaCl
58.44
水に溶けやすく、エタノール(99.5)にほとんど溶けない。
500g
1) 第十八改正日本薬局方解説書 廣川書店 2021;C1148-C1152
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