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劇薬
処方箋医薬品注)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
患者の全身状態を観察しながら慎重に使用すること。生理機能の低下により、麻酔に対する忍容性が低下していることがある。
血圧降下、顔面蒼白、脈拍の異常、呼吸抑制などの症状があらわれた場合には、直ちに使用を中止し、適切な処置を行うこと。
振戦、痙攣などの中毒症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、直ちに使用を中止し、ジアゼパム又は超短時間作用型バルビツール酸製剤(チオペンタールナトリウムなど)の投与などの適切な処置を行うこと。
頻度不明
中枢神経注1)
眠気、不安、興奮、霧視、眩暈、悪心・嘔吐等
過敏症
蕁麻疹等の皮膚症状、浮腫等
血液
メトヘモグロビン血症
麻酔発現後は脱脂綿などでふきとり、術後うがいをして本剤を洗去するよう患者を指導すること。
アミノ安息香酸エチルは、適用局所における一次感覚神経の末梢に作用して、局所麻酔作用を発現する。テトラカイン塩酸塩、ジブカイン塩酸塩は、一次感覚神経の無髄(C)神経線維、細い有髄(Aδ)神経線維のNaイオンチャネル内の特異的結合部位に結合してイオンの細胞内への流入を阻止し、活動電位の発生を抑制(神経伝導を遮断)することにより局所麻酔作用を発現する。
本剤は、アミノ安息香酸エチル、テトラカイン塩酸塩、ジブカイン塩酸塩の3種類の局所麻酔薬が配合されており、本剤の有効成分と同一組成の表面麻酔剤であるプロネスパスタの臨床試験において、有効性と安全性が確認されている。また、この試験におけるプロネスパスタの疼痛抑制効果の持続時間は、平均で9分49秒であった1) 。
本剤の有効成分と同一組成の表面麻酔剤であるプロネスパスタは、E.coliおよびS.aureusに対して抗菌作用を示した1)。
アミノ安息香酸エチル(Ethyl Aminobenzoate)
Ethyl 4-aminobenzoate
C9H11NO2
165.19
本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはなく、味はやや苦く、舌を麻ひする。
テトラカイン塩酸塩(Tetracaine Hydrochloride)
2-(Dimethylamino)ethyl 4-(butylamino)benzoate monohydrochloride
C15H24N2O2・HCl
300.82
本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはなく、味はわずかに苦く、舌を麻ひする。
ジブカイン塩酸塩(Dibucaine Hydrochloride)
2-Butyloxy-N-(2-diethylaminoethyl)-4-quinolinecarboxamide monohydrochloride
C20H29N3O2・HCl
379.92
本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末である。
ホモスルファミン(Homosulfamin)
p-(Aminomethyl)benzenesulfonamide monohydrochloride
C7H10N2O2S・HCl・2/3H2O
234.70
本品は、無色又は白色の結晶あるいは白色の結晶性の粉末で、においはなく、味は苦い。
使用後は密栓し、直射日光を避けて保管すること。
20g〔チューブ入り〕(ストロベリーフレーバー、マスカットフレーバー、マンゴーフレーバー、ミントフレーバーの4種あり)
1) 前田勝正ほか. : 歯薬療法. 1988; 7(1): 45-49.
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