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歯科用アンチホルミン

添付文書番号

2730805Q1030_1_07

企業コード

530244

作成又は改訂年月

2024年8月改訂(第2版)
2023年11月改訂(第1版)

日本標準商品分類番号

87273

薬効分類名

根管清掃消毒剤

承認等

歯科用アンチホルミン

販売名コード

YJコード

2730805Q1030

販売名英語表記

JP Dental ANTIFORMIN

販売名ひらがな

しかようあんちほるみん

承認番号等

承認番号

15900AMZ00966000

販売開始年月

1959年3月

貯法・有効期間

貯法

冷暗所(1~10℃)保存

有効期間

2年

基準名

日本薬局方

歯科用アンチホルミン

一般的名称

日本薬局方 歯科用アンチホルミン

3. 組成・性状

3.1 組成

歯科用アンチホルミン

有効成分次亜塩素酸ナトリウム   100mL中 3g以上(3~6g)

3.2 製剤の性状

歯科用アンチホルミン

性状本剤は、微淡黄緑色澄明の液で、わずかに塩素のにおいがある。
本剤は、光によって徐々に変化する。

4. 効能又は効果

  • 齲窩及び根管の清掃・消毒

6. 用法及び用量


  • 適量を綿繊維に浸し挿入又は注入器で注入し、洗盪又は洗浄する。

14. 適用上の注意

14.1 薬剤使用前の注意

  1. 14.1.1 温度が上がると容器の内圧が高くなるおそれがあるので、注意してキャップを開けること。
  2. 14.1.2 ボトルを強く押し過ぎると本剤が勢いよく吐出し周囲に飛散するおそれがあるので、注意すること。

14.2 薬剤使用時の注意

  1. 14.2.1 注入器を用いて洗浄する場合、急激な圧力がかかると気腫を起こすことがあるので注意すること。
  2. 14.2.2 本剤使用後は、根管内を脱脂綿で拭き取ること。
  3. 14.2.3 中和剤としてオキシドールを用いる場合には、必ずオキシドールをあとから使用し、さらに滅菌精製水などで根管内を洗浄し、脱脂綿で拭き取ること。
  4. 14.2.4 軟組織、衣服などに付着した場合は、オキシドールを浸した脱脂綿で拭き取り水洗すること。
  5. 14.2.5 眼に入った場合は、直ちに多量の水で15分以上洗い流し、なお異常が認められる場合は眼科医に相談すること。
  6. 14.2.6 本剤は金属を腐食することがあるので、金属に付着した場合は水で洗い流すこと。
  7. 14.2.7 キャップの内側に本剤が付着した場合は脱脂綿等で清拭すること。付着したまま放置すると、キャップが破損しやすくなる。

18. 薬効薬理

18.1 作用機序

本剤は、次亜塩素酸の酸化力により、緩慢であるが持続性の局所殺菌・消毒、制臭作用を有する1) 。本剤は、ウイルス、一般無胞子細菌、抗酸性細菌、細菌胞子、糸状菌、藻類、原虫類すべてに有効である2)

19. 有効成分に関する理化学的知見

次亜塩素酸ナトリウム

一般的名称

次亜塩素酸ナトリウム(Sodium Hypochlorite)

化学名

Sodium hypochlorite

分子式

NaClO

分子量

74.44

性状

本品は、淡黄緑色の結晶で、強い塩素臭を有する。本品は、光又は熱により分解する。

22. 包装

100mL(ボトル)

24. 文献請求先及び問い合わせ先

日本歯科薬品株式会社 お客様窓口

*〒750-0025 山口県下関市竹崎町4-7-24

TEL 0120-8020-96/ FAX 083-222-2220
[ホームページ]https://www.nishika.co.jp/

26. 製造販売業者等

26.1 製造販売元

日本歯科薬品株式会社

*山口県下関市竹崎町4-7-24

〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル

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