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テトラサイクリン感性菌
歯周組織炎、抜歯創・口腔手術創の二次感染、感染性口内炎
ハロゲン剤(ヨード、次亜塩素酸)、金属の塩類(カルシウム、マグネシウム、アルミニウム、鉄剤等)
本剤の作用が減弱することがある。
機序は不明である。
頻度不明
過敏症
発疹等
菌交代現象
テトラサイクリン非感性菌による感染症
使用の際は、患部の唾液等を脱脂綿等で拭き取り、患部をなるべく乾燥させること。
塗布後はしばらく(1時間程度)うがいや食事を控えること。
テトラサイクリン系抗生物質の経口投与(胎生・乳幼児・小児期での連用)により、歯の着色・形成障害が見られるという報告がある 。1),2),3)
テトラサイクリン塩酸塩は、グラム陽性・陰性菌、レプトスピラ、リケッチア、マイコプラズマ、クラミジアに強く作用し、放線菌、抗酸菌にも作用するが、真菌には作用しない4)。
ゴールデンハムスターの頬嚢内に化学的炎症を起こさせた後にエピジヒドロコレステリンを挿入したところ、3時間程度でほぼ炎症が消失した7) 。
マウス、ラットにエピジヒドロコレステリンを腹腔内投与すると早期に疼痛を消失させた8) 。
ウサギの創面、ハツカネズミの創面、ラットの皮膚欠損および熱傷創において、エピジヒドロコレステリン適用群は、対照群よりも早い創傷の治癒が認められた9),10),11) 。
テトラサイクリン塩酸塩(Tetracycline Hydrochloride)
(4S,4aS,5aS,6S,12aS)-4-Dimethylamino-3,6,10,12,12a-pentahydroxy-6-methyl-1,11-dioxo-1,4,4a,5,5a,6,11,12a-octahydrotetracene-2-carboxamide monohydrochloride
C22H24N2O8・HCl
480.90
本品は、黄色~帯微褐黄色の結晶性の粉末である。本品は、水に溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けにくい。
エピジヒドロコレステリン(Epidihydrocholesterin)
5α-Cholestan-3α-ol
C27H48O
388.67
本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはない。クロロホルムに溶けやすく、エーテル又はピリジンにやや溶けやすく、エタノール、酢酸エチル又はn-ヘキサンに溶けにくく、水又は無水酢酸にほとんど溶けない。
183~187℃
アルミピロー包装開封後は、湿気を避けて遮光して保存すること。
5g×10本(チューブ)
0.6g×10本(カートリッジ型容器)
1) 徳山礼子 ほか.: 日歯保存誌. 1994; 37(6): 1786-1793.
2) 小椋秀亮: 歯科ジャーナル. 1983; 17(6): 797-807.
3) 坂本洋介: 北海道歯科医師会誌. 1990; 45 :77-82.
4) 第18改正日本薬局方解説書 廣川書店. 2021: C-3374-3379.
5) Weisblum,B.,et al.: Bact. Rev. 1968; 32: 493-528.
6) 上野明道 ほか.: 歯薬療法. 2006; 25(2): 39-46.
7) 嶋良男 ほか.: 阪大歯誌. 1959; 4(5): 1223-1230.
8) 須田晃 ほか.: 歯科学報. 1961; 61: 180-189.
9) 菅野次郎 ほか.: 東京医事新誌. 1958; 75(9): 537-538.
10) 松本博: 東京医事新誌. 1959; 76(7): 441-442.
11) 松本朋徳 ほか.: 基礎と臨床. 1979; 13(6): 1946-1953.
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