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本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
オキセサゼインとして、通常成人1日15~40mgを3~4回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
0.1~5%未満
頻度不明
過敏症
発疹
消化器
便秘、食欲不振、口渇、悪心、下痢
精神神経系
頭痛、眩暈
眠気、脱力感
胃炎、消化性潰瘍についての二重盲検試験によって本剤の有用性が確認された。症状別には胸やけ、呑酸、腹部膨満感、胃のもたれ、食欲不振等に対する有効性が認められた。本二重盲検試験において、副作用は報告されていない1) 。
神経細胞膜のNa+チャネルを抑制することによって神経の活動電位発生を抑制する作用により、知覚神経の求心性伝導を抑制する2) 。
本薬の局所麻酔作用は、ウサギの角膜においてプロカインの4,000倍、コカインの500倍を示す。また、本薬の局所麻酔作用はpH1.0~2.0の強酸性下でも影響を受けず、強力な局所麻酔作用を示す3),4) 。
Heidenhain pouchイヌを用いた実験では、本薬の経口投与により、アセチルコリン刺激による胃幽門部からのガストリンの遊離を抑制する5) 。
イヌを用いた実験では、本薬の経口投与により、ペンタガストリン又は食餌刺激による胃酸分泌を抑制する6) 。消化性潰瘍患者に本薬を経口投与し、胃内pHの変動をpH電極を胃内に挿入して測定すると、投与1時間後には全例の胃内pHは3以上に上昇する7) 。
麻酔イヌに本薬を経口投与すると胃の自律運動は抑制され、更に塩化バリウムによって実験的に引き起こされた胃、十二指腸の運動亢進を本薬は緩解させる8) 。
オキセサゼイン(Oxethazaine)
2,2'-(2-Hydroxyethylimino)bis[N-(1,1-dimethyl-2-phenylethyl)-N-methylacetamide]
C28H41N3O3
467.64
オキセサゼインは白色~微黄白色の結晶性の粉末である。本品は酢酸(100)に極めて溶けやすく、メタノール又はエタノール(95)に溶けやすく、ジエチルエーテルにやや溶けにくく、水にほとんど溶けない。
101~104℃
オキセタカイン(Oxetacaine)(INN)
アルミ袋開封後、湿気を避けて保存すること(湿気により含量が低下する)。
100錠[10錠(PTP)×10、乾燥剤入り]、1000錠[10錠(PTP)×100、乾燥剤入り]
1) 白壁彦夫ら:臨牀と研究. 1975;52(10):3065-3074[SR-0001]
2) 第十八改正日本薬局方解説書(廣川書店). C-1227-C-1230[SR-0044]
3) Farrar G.E. et al.:Pa. Med. J. 1962;65:1369-1372[SR-0003]
4) Seifter J. et al.:Proc. Soc. Exp. Biol. Med. 1962;109:664-668[SR-0004]
5) Posey E.L. et al.:Am. J. Gastroenterol. 1971;55:54-57[SR-0006]
6) Posey E.L. et al.:Am. J. Dig. Dis. 1969;14(11):797-800[SR-0005]
7) 山形敞一ら:診療. 1968;21:1035-1041[SR-0008]
8) 難波良司ら:日本消化器病学会雑誌. 1966;63(3):271-274-C[SR-0007]
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