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劇薬
ベタネコール塩化物として、通常成人1日30~50mgを3~4回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
コリン作動性作用により発汗、潮紅、下痢、悪心、嘔吐等の副作用があらわれやすい。
本剤のコリン作動性作用に基づく副作用(発汗、顔面潮紅等)を増強させるおそれがある。
本剤のコリン作動性作用を増強させるおそれがある。
悪心、嘔吐、腹痛、下痢、唾液分泌過多、発汗、徐脈、血圧低下、縮瞳等の症状が認められた場合には投与を中止し、アトロピン硫酸塩水和物0.5~1mg(患者の症状に合わせて適宜増減)を投与すること。また、呼吸不全に至ることもあるので、その場合は気道を確保し、人工換気を考慮すること。
0.1~5%未満
頻度不明
循環器
心悸亢進
胸内苦悶
消化器
胸やけ、悪心、嘔吐、唾液分泌過多、腹痛、下痢
胃部不快感
精神神経系
頭痛
過敏症
発熱、発汗、顔面潮紅
消化管機能低下のみられる疾患500症例ならびに術後尿閉、ガス膨満及び低緊張性膀胱のみられる疾患202症例においては、本剤の有用性が認められている1),2) 。
本薬は、節後副交感神経刺激によるムスカリン様作用により、胃腸の運動と緊張を高め、胃液の分泌を促進することが、ヒト、イヌにより確認されている3),4) 。
本薬は、ヒト、イヌで膀胱の排尿筋を収縮させ、膀胱内圧を高めると同時に、膀胱頸部を緩解することによって、排尿効果を促進することが確認されている5),6),7) 。
ベタネコール塩化物(Bethanechol Chloride)
(2RS )-2-Carbamoyloxy-N, N, N -trimethylpropylaminium chloride
C7H17ClN2O2
196.68
ベタネコール塩化物は無色又は白色の結晶又は結晶性の粉末である。本品は水に極めて溶けやすく、酢酸(100)に溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けにくい。本品は吸湿性である。本品の水溶液(1→10)は旋光性を示さない。
217~221℃(乾燥後)
開栓後は湿気を避けて保存すること。
100g(ボトル)
1) 松原弘昌ら:内科の領域 1961; 9: 573-584[BS-0013]
2) 池尻泰二ら:臨床外科 1961; 16: 69-76[BS-0004]
3) Machella T. E. et al.:Gastroenterology 1947; 8: 36-51[BS-0001]
4) Brooks A. M. et al.:Clin. Res. 1970; 18: 173[BS-0002]
5) Kleeman F. J.:J. Urol. 1970; 104: 549-554[BS-0036]
6) Stein I. F. et al.:JAMA 1949; 140: 522-525[BS-0037]
7) Matsumura S. et al.:Tohoku J. Exp. Med. 1968; 96: 247-258[BS-0003]
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