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[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。]
[抗コリン作用により、排尿困難、尿閉等があらわれるおそれがある。]
通常成人1回1錠を経口投与する。必要により1日3~4回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないように十分注意すること。
抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。
中枢刺激作用によって発作を起こすおそれがある。
甲状腺機能亢進に伴う代謝亢進、カテコールアミンの作用を増強するおそれがある。
腎臓に対する負荷を高めるおそれがある。
治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
授乳しないことが望ましい。ジフェンヒドラミンは、動物実験(ラット)で乳汁中に移行することが認められており1) 、ヒトでは哺乳中の児において昏睡が認められたとの報告がある2) 。
減量するなど注意すること。一般に高齢者では生理機能が低下している。
本剤はジフェンヒドラミンサリチル酸塩を含有しているため、相互に作用を増強することがあるので、併用する場合は減量するなど慎重に投与すること。
相加的に中枢神経抑制作用を増強する。
本剤の解毒機構に干渉し、作用を遷延化し増強する。
本剤はジプロフィリンを含有しているため、過度の中枢神経刺激作用があらわれることがある。異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
併用により中枢神経刺激作用が増強される。
0.1~5%未満
頻度不明
過敏症
発疹
循環器
動悸
精神神経系
眠気、倦怠感、頭重感、めまい
頭痛、神経過敏
消化器
口渇
悪心・嘔吐、下痢
国内総計448例について実施された臨床試験の概要は次のとおりである。
船酔い・車酔いなどの動揺病に対する有効率は91.55%(336/367)であった。
末梢性眩暈症、メニエール病などの眩暈症状に対する有効率は86.89%(53/61)であった。
作用機序は明確でない。
健康成人による実験的迷路刺激及び家兎を使った実験的迷路性平衡失調に対し、トラベルミンは著明な迷路反応鎮静作用を示した。また耳性眩暈(急性発作性眩暈)に使用し、有効性が認められている3) 。
ジフェンヒドラミンは、イヌの実験において、悪心・嘔吐の原因となる嘔吐中枢に作用し、その興奮を抑制する作用を有することが認められている4) 。
ジフェンヒドラミンサリチル酸塩(Diphenhydramine Salicylate)
2-benzhydroxy-N, N-dimethylethylamine salicylate
C17H21NO・C7H6O3
393.48
ジフェンヒドラミンサリチル酸塩は白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはなく、味は初めはないが、後にわずかに苦く舌を麻ひする。本品はメタノール、酢酸(100)又はアセトンに溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けやすく、水に溶けにくい。本品は光によって徐々に変化する。
107~109℃
ジプロフィリン(Diprophylline)
7-(2, 3-dihydroxypropyl)theophylline
C10H14N4O4
254.25
ジプロフィリンは白色の粉末又は粒で、においはなく、味は苦い。本品は水に溶けやすく、エタノール(95)に溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
160~164℃
アルミ袋開封後は湿気を避けて保存すること。
100錠[10錠(PTP)×10]
1) Dostal L. A. et al.:J. Pharm. Sci., 1989;78:423-426 [T-0029]
2) Ratner B.:J. Pediatr., 1947;30:583-602 [T-0027]
3) 渡辺勈ら:耳鼻咽喉科, 1953;25:1-4 [T-0001]
4) 久本一与:岡山医学会雑誌, 1953;65:145-154 [T-0002]
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