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日本薬局方
天然ケイ酸アルミニウム
下痢症
天然ケイ酸アルミニウムとして、通常、成人1日3~10gを3~4回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。治療期間の延長をきたすおそれがある。
症状を悪化させるおそれがある。
アルミニウムにより無機リンの吸収が阻害される。
投与しないこと。長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症があらわれることがある。
定期的に血中アルミニウム、リン、カルシウム、アルカリフォスファターゼ等の測定を行うこと。長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症があらわれるおそれがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
テトラサイクリン系抗生物質
本剤との併用により、これらの薬剤の効果が減弱することがあるので、同時に服用させないなど注意すること。この作用は薬剤の服用時間をずらすことにより弱まるとの報告がある。
本剤に含まれるアルミニウムとキレートを生成し、吸収が低下することにより、これらの薬剤の血中濃度が低下する。
ニューキノロン系抗菌剤
その他の併用薬剤
併用薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがある。この作用は薬剤の服用時間をずらすことにより弱まるとの報告がある。
本剤の吸着作用又は消化管内・体液のpH上昇による作用と考えられている。
頻度不明
消化器
嘔吐、胃部膨満
本剤は吸着作用を有し、胃及び腸管内における異常有害物質、過剰の水分又は粘液等を吸着し、除去させる1)。この吸着作用は腸管内では結果的に収斂作用、ひいては止瀉作用をあらわす2)。
天然ケイ酸アルミニウム(Natural Aluminum Silicate)
Al2O3・xSiO2・yH2O(主成分)
白色又は僅かに着色した粉末で、におい及び味はない。水、エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。1gに水酸化ナトリウム溶液(1→5)20mLを加えて加熱するとき、一部分は分解して溶けるが、大部分は不溶である。
500g[ポリエチレン袋、バラ]
1) 第十八改正 日本薬局方解説書 廣川書店.2021;C1898-1902
2) 熊谷 洋(監修):臨床薬理学大系 第8巻 中山書店.1966;212-215
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