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角化性皮膚疾患（尋常性魚鱗癬、毛孔性苔癬、単純性粃糠疹）
1日2～3回患部に塗擦する。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。ビタミンAの大量投与による動物実験で催奇形性が報告されている。
0.1～5%未満
0.1%未満
過敏症
紅斑、瘙痒
発疹
眼には使用しないこと。
本剤を尋常性魚鱗癬をはじめとする角化性並びに乾燥性の皮膚疾患を対象に一般臨床試験及び比較対照試験を実施し、その有用性が認められている1),2) 。
作用機序は明確でない。
本薬は、モルモットの実験的角化症に対する実験において、表皮の新陳代謝を高め、ケラチン形成を抑制することにより過角化症に効果を発揮することが認められている3) 。
ビタミンA油（Vitamin A Oil）
ビタミンA油は黄色～黄褐色の澄明又は僅かに混濁した油液で、においはないか、又は僅かに特異なにおいがある。本品は空気又は光によって分解する。
開栓後は密栓し、光や高温を避けて保存すること（徐々に黄変し、含量が低下することがある）。
500g（ボトル）
1) 水野信行ら：薬理と治療. 1977；5（10）：3047-3053［Z-O-0017］
2) 浜松輝美ら：診療と新薬. 1977；14（10）：2639-2660［Z-O-0018］
3) Ohkawara A. et al.：J. Dermatol. 1978；5：9-14［Z-O-0011］
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