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アデノシン三リン酸二ナトリウムとして、1回40~60mgを1日3回経口投与する。なお、症状により適宜増減する。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないことが望ましい。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
ジピリダモール
ジピリダモールはATP分解物であるアデノシンの血中濃度を上昇させ、心臓血管に対する作用を増強するとの報告がある。
ジピリダモールのアデノシン取り込み抑制作用により、ATP分解物であるアデノシンの血中濃度が上昇する。
0.1%未満
消化器
悪心、食欲不振、胃腸障害、便秘傾向、口内炎等
循環器
全身拍動感
過敏症
そう痒感等
精神神経系
頭痛、眠気、気分が落ち着かない
感覚器
耳鳴
その他
脱力感
かまずに服用させること。
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。
ATP(アデノシン三リン酸)は高エネルギーリン酸化合物であり、生体内に広く存在している。ATP末端のリン酸は、筋肉中のミオシン及びその他に由来するATPaseにより分解される際、高エネルギーを放出し、生体はこの放出されたエネルギーを筋肉の収縮及び物質の吸収、分布、代謝、排泄等の生体活動に利用する。またATPはリン酸供与体として各種の酵素反応を介して各種物質代謝に直接的及び間接的に関与することが知られている。
ATPは脳ブドウ糖消費量の増加作用及び脳酸素消費量の増加作用を有し、また、心筋電解質代謝改善作用、心電図改善作用等の心機能改善作用を有する1),2),3)。
ATPは脳血管拡張作用、脳血管抵抗の低下作用及び冠状動脈拡張作用を示し、脳及び末梢の循環血流量を増加させる1),3),4),5),6)。
ATPは胃血流量の増加、胃液分泌亢進、胃腸運動亢進及び胃壁の緊張亢進作用を有する7),8)。
アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物(Adenosine Triphosphate Disodium Trihydrate)
disodium;[[[(2R,3S,4R,5R)-5-(6-aminopurin-9-yl)-3,4-dihydroxyoxolan-2-yl]methoxy-hydroxyphosphoryl]oxy-hydroxyphosphoryl] phosphate;trihydrate
C10H14N5Na2O13P3・3H2O
605.19
白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはなく、わずかに酸味がある。水に溶けやすく、エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
PTP包装はアルミ袋開封後、バラ包装は開栓後、湿気を避けて保存すること。
100錠[10錠(PTP)×10]1000錠[プラスチック瓶、バラ、乾燥剤入り]
1) 相沢豊三 他:内科.1958;1(6):1133-1147
2) 草場 正:久留米医学会雑誌.1970;33(12):1652-1664
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5) 松本 皓 他:臨床と研究.1973;50(5):1510-1515
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8) 中山 修 他:薬理と治療.1978;6(12):3559-3565
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