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腎結石・尿管結石の排出促進
通常1回2錠、1日3回経口投与する。年齢、症状により適宜増減する。
0.1~5%未満
頻度不明
皮膚
発疹、発赤、そう痒、蕁麻疹
消化器
胃部不快感、胃部膨満感、胃腸障害
下痢
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。
二重盲検比較試験において結石の排出と下降を有効としたときの有効率は79.2%(42/53例)であった1)。副作用発現頻度は、薬剤投与群で35.8%(19/53例)であった 。主な副作用は、胃腸障害 17.0%(9/53例)、口渇 15.1%(8/53例)、便秘 11.3%(6/53例)であった。
一般臨床試験において、効果判定が行われた963例について、結石の排出と下降を有効としたときの有効率は、下表のとおりである。
疾患名
有効例数/効果判定例数(有効率%)
尿管結石
510/700(72.9)
腎結石
55/263(20.9)
本剤は、結石発育抑制作用及び溶解作用を有し、抗炎症作用、利尿作用とともに腎結石・尿管結石に対する排出促進効果を示すと考えられる。
燐酸石灰結石をウラジロガシエキス含有尿で灌流するとき、溶解作用が認められる(in vitro)2)。また、動物実験では、ウラジロガシエキスの経口投与は、結石の発育抑制作用2),3)及び溶解作用3)を示す(ラット)。
足蹠浮腫(ラット)、血管透過性の亢進(ウサギ)及び胸膜炎(ラット)を抑制する4)。
一過性の尿量増加を示す(ウサギ5)、尿路結石患者6))。
ウラジロガシエキスは、ウラジロガシQuercus salicina Blume 又はQuercus stenophylla Makino の小枝付葉からの抽出エキスで、褐色~黒褐色の粉末である。特異なにおいを有し、味は苦い。水にわずかに混濁して溶ける。
アルミピローの開封後は湿気を避けて保管すること。また、瓶包装は使用後、蓋をしっかり閉めて保管すること。
100錠[10錠(PTP)×10]、500錠[10錠(PTP)×50]、100錠[瓶、バラ、乾燥剤入り]
1) 加藤篤二ほか:泌尿紀要. 1969;15(6):460-70
2) 幸田嘉文:四国医誌. 1960;16:287-300
3) 社内資料:尿路結石形成抑制作用
4) 大隅義継ほか:現代の臨床. 1967;1(9):598-605
5) 小国正夫:四国医誌. 1959;14(4):602-7
6) 石神襄次ほか:皮膚と泌尿. 1967;29(5):858-61
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