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本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
通常、症状により適量を1日数回塗布する。
治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
0.1~1%未満
頻度不明
皮膚
皮膚刺激感等の過敏症状
接触性皮膚炎
眼科用として使用しないこと。
各種皮膚疾患に対するアズノール軟膏0.033%の臨床試験成績は、次のとおりである。
有効例数/効果判定例数(有効率%)
湿疹
109/180(60.6)
皮膚炎
130/162(80.2)
熱傷(火傷)
26/29(89.7)
びらん性皮膚疾患
14/16(87.5)
潰瘍性皮膚疾患
32/37(86.5)
本剤の抗炎症作用は、白血球遊走阻止作用及び肥満細胞からのヒスタミン遊離抑制作用等によるものである。下垂体-副腎系を介さず、また、PGE2生合成阻害作用を示さない。このことから、本剤は炎症組織に対する直接的な局所作用を発揮すると考えられている1),2)。
ジメチルイソプロピルアズレンは皮下及び腹腔内投与により、デキストラン浮腫、ヒアルロニダーゼ浮腫、ホルマリン浮腫(ラット)1),3)を、また塗布により、紫外線紅斑(ウサギ)4)、クロトン油皮膚炎(ウサギ)4)、テレビン油皮膚炎(マウス)4)、熱性炎症(マウス)5)を抑制する。
塗布により、機械的皮膚剥離、火傷等の実験的創傷に対し治癒促進作用を示す(ウサギ)4)。
腹腔内投与及び塗布により受動性皮膚過敏反応を軽減する(ラット)1)。
ジメチルイソプロピルアズレン(Dimethyl Isopropylazulene)
1,4-Dimethyl-7-isopropylazulene
C15H18
198.30
本品は暗青色の結晶又は液体で、わずかに特異なにおいがある。本品は、エタノール(95)、ジエチルエーテル又はクロロホルムに溶けやすく、石油ベンジンにやや溶けにくく、水にほとんど溶けない。本品は光により徐々に分解する。
グアイアズレン(Guaiazulene)
200g[20g(チューブ)×10]、500g[ボトル]
1) 山崎英正ほか:日薬理誌. 1958;54(2):362-77
2) 柴田芳久ほか:薬理と治療. 1986;14(3):1303-11
3) 宇田昭夫:日薬理誌. 1960;56(5):1151-63
4) 中村家政ほか:臨皮泌. 1958;12(7):769-78
5) Caujolle F, et al.:Cong Soc Pharm France. 1957;9(6):123-8
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