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生物学的製剤基準
精製ツベルクリン
生物由来製品
劇薬
処方箋医薬品注)
結核の診断に用いる。
*(1)添付の溶解液の全量を吸い上げ、標準品0.25μg相当量入りの本剤に注入して溶解し、0.5μg相当量/mLの精製ツベルクリン溶液をつくる。(2)精製ツベルクリン溶液0.1mLを前腕屈側のほぼ中央部又は上腕屈側の中央からやや下部の皮内に注射し、注射後およそ48時間後に判読する。
注射後およそ48時間後に判読する。(判読の基準は次表のとおり。ただし、1mm未満は四捨五入する。)
反応
判定
符号
発赤の長径9mm以下
陰性
(-)
発赤の長径10mm以上
陽性
弱陽性
(+)
発赤の長径10mm以上で硬結を伴うもの
中等度陽性
(++)
発赤の長径10mm以上で硬結に二重発赤、水ほう、壊死等を伴うもの
強陽性
(+++)
正確な反応が出ないおそれがある。
生ワクチン
接種後、1か月以内はツベルクリン反応が弱められる。
機序は不明である。
副じん皮質ホルモン剤
特に長期又は大量の投与を受けている者、又は投与中止後6か月以内の者は、サイトカインの産生を抑えるなどリンパ球の機能を抑制されている。
頻度不明
過敏症注1)
掻痒、紅斑、発疹、蕁麻疹
局所症状注2)(注射部位)
水ほう、壊死
添付の溶解液で精製ツベルクリンを溶解し、0.5μg相当量/mLの濃度の精製ツベルクリン溶液を調製する。
結核菌に自然感染した、又はBCGワクチンを接種された個体に抗原物質であるツベルクリンを皮内注射すると、全身を循環している感作Tリンパ球と接触する。このTリンパ球が産生する種々のサイトカインには皮膚に反応を起こす因子も含まれ、またマクロファージなども集まることも加わり、注射部位に発赤・硬結などの反応が起こる。この反応は、抗原であるツベルクリンを注射してから48~72時間後に最大となる2)。
標準品0.25μg相当量入り 2バイアル(添付溶解液 0.5mL 2アンプル)
1) 森 亨.:ツベルクリン反応検査. 結核予防会. 1995:45-48
2) 戸井田一郎.:Medical Practice. 2000;17:348-349
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