医療用医薬品 詳細表示

JMS ACD-A液

添付文書番号

333950AX1048_1_05

企業コード

530360

作成又は改訂年月

2023年2月改訂(第1版)

日本標準商品分類番号

873339

承認等

JMS ACD-A液

販売名コード

YJコード

333950AX1048

販売名ひらがな

じぇいえむえすえいしーでぃーえいえき

承認番号等

承認番号

20700AMZ00166000

販売開始年月

1995年4月

貯法・有効期間

貯法

室温保存

有効期間

3年

基準名

生物学的製剤基準

血液保存液A液

一般的名称

-

3. 組成・性状

3.1 組成

本品は、生物学的製剤基準の人全血液に規定する血液保存液A液(ACD-A液)である。

JMS ACD-A液

成分  クエン酸ナトリウム水和物 2.20w/v%
  クエン酸水和物 0.80w/v%
  ブドウ糖 2.20w/v%

3.2 製剤の性状

JMS ACD-A液

剤形
色調無色澄明
pH4.5~5.5

4. 効能又は効果

血液保存

6. 用法及び用量

血液量100mLにつき本品15mLの割合で使用する。

8. 重要な基本的注意

本品の容器には、ポリ塩化ビニル(可塑剤:フタル酸ジ(2-エチルヘキシル))を使用しているので、保存血液中に可塑剤が溶出するおそれがある。

11. 副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

11.2 その他の副作用

頻度不明

短時間大量投与

クエン酸による血中カルシウムイオン濃度の低下1),2)

14. 適用上の注意

14.1 全般的な注意

スパイク針は輸液口に垂直に刺通すること。斜めに刺通すると輸液口の側壁を貫通し、液が漏れる可能性がある。

14.2 血液製剤調製時の注意

カルシウム含有製剤と混和すると凝血をおこす可能性があるため混合輸注はしないこと。

20. 取扱い上の注意

  1. 20.1 本品の容器はやわらかいプラスチックのため、鋭利なもの等で傷つけないこと。
  2. 20.2 包装を開封したらすみやかに使用すること。
  3. 20.3 包装が破損、汚損している場合及び内容液等に異常が認められる場合は使用しないこと。
  4. 20.4 輸液口カバーが破れているときは、使用しないこと。
  5. 20.5 蒸気滅菌工程の水蒸気あるいはその後の熱処理のため、バッグが不透明になったり、輸液口内、バッグ表面や包装内に水分が残留することがあるが、使用上問題はない。ただし、著しい水濡等により内溶液の漏れが疑われる場合は、バッグを押さえて漏れの有無を確認すること。漏れが認められる場合は使用しないこと。
  6. 20.6 高温、多湿、直射日光を避けて保存すること。

22. 包装

300mL×30袋
500mL×20袋

24. 文献請求先及び問い合わせ先

株式会社ジェイ・エム・エス

〒105-0023
東京都港区芝浦1-2-1

TEL 0120-923-107

26. 製造販売業者等

26.1 製造販売元

株式会社ジェイ・エム・エス

広島市中区加古町12番17号

〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル

画面を閉じる

Copyright © Pharmaceuticals and Medical Devices Agency, All Rights reserved.