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生物由来製品
劇薬
処方箋医薬品注)
AFP:α-フェトプロテイン
通常、成人には2週間に1回、ラムシルマブ(遺伝子組換え)として1回8mg/kg(体重)をおよそ60分かけて点滴静注する。初回投与の忍容性が良好であれば、2回目以降の投与時間は30分間まで短縮できる。なお、患者の状態により適宜減量する。
イリノテカン塩酸塩水和物、レボホリナート及びフルオロウラシルとの併用において、通常、成人には2週間に1回、ラムシルマブ(遺伝子組換え)として1回8mg/kg(体重)をおよそ60分かけて点滴静注する。初回投与の忍容性が良好であれば、2回目以降の投与時間は30分間まで短縮できる。なお、患者の状態により適宜減量する。
化学療法既治療の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌患者の場合、ドセタキセルとの併用において、通常、成人には3週間に1回、ラムシルマブ(遺伝子組換え)として1回10mg/kg(体重)をおよそ60分かけて点滴静注する。初回投与の忍容性が良好であれば、2回目以降の投与時間は30分間まで短縮できる。なお、患者の状態により適宜減量する。
EGFR遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌患者の場合、エルロチニブ塩酸塩又はゲフィチニブとの併用において、通常、成人には2週間に1回、ラムシルマブ(遺伝子組換え)として1回10mg/kg(体重)をおよそ60分かけて点滴静注する。初回投与の忍容性が良好であれば、2回目以降の投与時間は30分間まで短縮できる。なお、患者の状態により適宜減量する。
副作用
処置
高血圧
症候性のグレード注1)2、又はグレード注1)3以上
降圧剤による治療を行い、血圧がコントロールできるようになるまで休薬する。
降圧剤による治療を行ってもコントロールできない場合には、投与を中止する。
蛋白尿
1日尿蛋白量2g以上注2)
初回発現時:1日尿蛋白量2g未満注2)に低下するまで休薬し、再開する場合には以下のように減量する。
・本剤初回投与量が8mg/kgの場合は、6mg/kgに減量する。
・本剤初回投与量が10mg/kgの場合は、8mg/kgに減量する。
2回目以降の発現時:1日尿蛋白量2g未満注2)に低下するまで休薬し、再開する場合には以下のように減量する。
・本剤初回投与量が8mg/kgの場合は、5mg/kgに減量する。
・本剤初回投与量が10mg/kgの場合は、6mg/kgに減量する。
1日尿蛋白量3g以上注2)、又はネフローゼ症候群を発現
投与を中止する。
心筋梗塞、脳血管障害、肺塞栓症等があらわれるおそれがある。,
高血圧が悪化するおそれがある。,
消化管穿孔があらわれるおそれがある。,
出血があらわれるおそれがある。,
出血が増強されるおそれがある。,
肺出血があらわれるおそれがある。
創傷治癒障害による合併症があらわれるおそれがある。,
投与の可否は慎重に判断すること。投与する場合には、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、本剤の投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。本剤投与により肝機能が悪化したとの報告がある。
*妊娠する可能性のある女性には、本剤投与中及び最終投与後3ヵ月間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明すること。本剤の胚・胎児発生毒性試験は実施されていない。また、VEGF及びVEGFR阻害により、動物において胚死亡、流産、催奇形性等が起こることが報告されており1)、本剤の作用機序から、本剤が胚・胎児発生及び出生後の発生に影響を及ぼす可能性がある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、本剤を投与しないこと。,
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。ヒトIgGはヒト乳汁中に移行する。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること。一般に高齢者では生理機能が低下していることが多い。
出血があらわれるおそれがある。
出血リスクを増大させるおそれがある。
心筋梗塞(0.2%注3)、0.1%注4))、脳血管障害(0.7%注3)、0.3%注4))等の動脈血栓塞栓症、肺塞栓症(0.2%注3)、1.2%注4))等の静脈血栓塞栓症があらわれることがあり、死亡に至る例が報告されている。重度の動脈血栓塞栓症があらわれた患者には、本剤を再投与しないこと。,
アナフィラキシー、悪寒、潮紅、低血圧、呼吸困難、気管支痙攣等のinfusion reactionがあらわれることがあり、2回目以降の本剤投与時にもあらわれることがある。,,
死亡に至る例が報告されている。消化管穿孔があらわれた患者には、本剤を再投与しないこと。,
消化管出血(1.8%注3)、4.8%注4))、肺出血(0.5%注3)、2.1%注4))等の出血があらわれることがあり、死亡に至る例が報告されている。重度の出血が認められた場合には、本剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、本剤を再投与しないこと。,,,
,
創傷治癒に影響を及ぼす可能性があり、創傷治癒障害による合併症があらわれることがある。創傷治癒障害による合併症があらわれた場合には、創傷が治癒するまで本剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと。,
痙攣、頭痛、錯乱、視覚障害等が認められた場合には、本剤の投与を中止し、血圧のコントロール、抗痙攣薬の投与等の適切な処置を行うこと。
肝不全、AST、ALT等の上昇を伴う肝障害、肝性脳症(0.9%注3)、頻度不明注4))があらわれることがある。
肺炎(0.5%注3)、1.4%注4))、尿路感染(0.2%注3)、1.2%注4))、敗血症(頻度不明注3)、0.3%注4))等の感染症があらわれることがある。
破砕赤血球を伴う貧血、血小板減少、腎機能障害等が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
大動脈解離を含む動脈解離があらわれることがある2)。
5~15%未満
5%未満
頻度不明
血液
血小板減少症
消化器
下痢
腹痛
腸閉塞
循環器
呼吸器
発声障害
内分泌
甲状腺機能低下症
代謝
低ナトリウム血症、低アルブミン血症、低カリウム血症
皮膚
発疹、皮膚乾燥
その他
頭痛
末梢性浮腫、粘膜の炎症、血管腫
20%以上
5~20%未満
貧血、血小板減少症
下痢、口内炎、食欲減退
心電図QT延長
呼吸困難、咳嗽、上気道感染、咽頭炎、発声障害
低アルブミン血症、低ナトリウム血症、低リン酸血症
腎臓
血中クレアチニン増加
脱毛症
発疹、皮膚乾燥、手掌・足底発赤知覚不全症候群、ざ瘡様皮膚炎
潮紅
疲労/無力症
末梢性浮腫、頭痛、発熱、体重減少、粘膜の炎症、流涙増加
関節痛、眼瞼浮腫、顔面浮腫、血管腫
国内外の臨床試験において、本剤投与による中和抗体の発現頻度は0.5%(14/2890例)であった。有害事象発現との関係は不明である。
若齢カニクイザルでは、本剤の反復投与(5~50mg/kg、週1回投与)により、骨端成長板において肥厚及び骨端軟骨異形成、並びに糸球体腎炎が認められた。当該試験において、骨及び腎毒性所見の回復性は検討されておらず、当該所見の回復性は不明である3)。
日本人胃癌患者6例にラムシルマブ8mg/kgをおよそ60分かけて点滴静注したときの血清中濃度推移及び薬物動態パラメータは以下のとおりであった。平均半減期は、約8日(範囲:6~10日)であった4)。
Cmax
(μg/mL)
tmax注5)
(h)
AUC0-∞注6)
(μg・h/mL)
CL注6)
(L/h)
t1/2注7)
Vss注6)
(L)
161
(16)
2.05
(1.07-2.12)
25600
(34)
0.0150
(20)
183
(138-228)
3.29
(27)
tmax注8)
AUC0-τ
CL
t1/2
1回目(N=6)
171
(26)
4.00
(1.02-9.05)
18300(35)
0.0166注9)
181
(138-225)注10)
3回目(N=4)
282
(15)
1.82
(1.03-2.15)
41300,
42600注11)
0.0133,
0.0138注11)
218注9)
ラムシルマブとパクリタキセルとの相互作用試験の結果、両者の間に薬物動態学的相互作用は認められなかった12)(外国人データ)。
ラムシルマブとイリノテカンとの相互作用試験の結果、ラムシルマブ併用によるイリノテカン及び活性代謝物SN-38の薬物動態への影響は認められなかった13)(外国人データ)。
ラムシルマブとドセタキセルとの相互作用試験の結果、ラムシルマブ併用によるドセタキセルの薬物動態への影響は認められなかった14)(外国人データ)。
ラムシルマブとエルロチニブとの相互作用試験の結果、ラムシルマブ併用によるエルロチニブの薬物動態への影響は認められなかった9)(外国人データ)。
プラチナ製剤又はフッ化ピリミジン系薬剤を含む化学療法が無効の進行胃腺癌又は胃食道接合部腺癌患者355例を対象に、best supportive care (BSC)との併用において本剤とプラセボとを比較する無作為化二重盲検プラセボ対照第III相試験を実施した。本剤8mg/kg又はプラセボを2週間に1回投与し、病態の悪化等が認められるまで継続した。主要評価項目である全生存期間において有意な延長を認めた15)。
本剤投与群
プラセボ投与群
症例数
238
117
イベント発現例数
179
99
全生存期間中央値(月)
(95%信頼区間)
5.2
(4.4-5.7)
3.8
(2.8-4.7)
ハザード比
0.776(0.603-0.998)
P=0.0473
本剤が投与された236例において発現した主な有害事象は、腹痛(28.8%)、高血圧(16.1%)、下痢(14.4%)等であった。
プラチナ製剤とフッ化ピリミジン系薬剤の併用療法が無効の進行胃腺癌又は胃食道接合部腺癌患者665例(日本人症例140例を含む)を対象に、本剤+パクリタキセルとプラセボ+パクリタキセルとを比較する無作為化二重盲検プラセボ対照第III相試験を実施した。本剤8mg/kg又はプラセボ(2週間に1回)とパクリタキセル80mg/m2(週1回投与を3週連続し、4週目を休薬)とを4週間を1サイクルとして、病態の悪化等が認められるまで投与を継続した(投与の際は、本剤の投与後にパクリタキセルを投与)。主要評価項目である全生存期間において有意な延長を認めた16)。
本剤+パクリタキセル
投与群
プラセボ+パクリタキセル
330
335
256
260
9.6
(8.5-10.8)
7.4
(6.3-8.4)
0.807(0.678-0.962)
P=0.0169
本剤が投与された327例(日本人症例68例を含む)において発現した主な有害事象は、疲労/無力症(56.9%)、好中球減少症(54.4%)、白血球減少症(33.9%)、下痢(32.4%)、鼻出血(30.6%)等であった。
ベバシズマブ、オキサリプラチン及びフッ化ピリミジン系薬剤の併用投与による一次治療中又はその後に増悪した転移性結腸・直腸癌患者1072例(日本人症例136例を含む)を対象に、本剤+フルオロウラシル、ホリナート及びイリノテカン塩酸塩水和物(180mg/m2を2週間間隔で投与注12))を含む化学療法(FOLFIRI)とプラセボ+FOLFIRIとを比較する無作為化二重盲検プラセボ対照第III相試験を実施した。本剤8mg/kg又はプラセボとFOLFIRIを2週間に1回投与し、病態の悪化等が認められるまで投与を継続した(投与の際は、本剤の投与後にFOLFIRIを投与)。主要評価項目である全生存期間において有意な延長を認めた17)。
全体集団
本剤+FOLFIRI
プラセボ+FOLFIRI
536
(発現割合、%)
372(69.4)
397(74.1)
13.3
(12.4-14.5)
11.7
(10.8-12.7)
0.844(0.730-0.976)
P=0.0219
日本人部分集団
74
62
46(62.2)
39(62.9)
16.4
(13.4-20.9)
19.4
(14.2-25.3)
1.193(0.762-1.868)
本剤が投与された529例(日本人症例74例を含む)において発現した主な有害事象は、好中球減少症(58.8%)、鼻出血(33.5%)、口内炎(30.8%)、血小板減少症(28.4%)、高血圧(26.1%)等であった。,
プラチナ製剤を含む一次治療の施行中又は施行後に増悪が認められた進行・再発の非小細胞肺癌患者注13)を対象に、本剤+ドセタキセルとプラセボ+ドセタキセルとを比較する無作為化二重盲検プラセボ対照第II相試験を実施した。本剤10mg/kg又はプラセボとドセタキセル60mg/m2(3週間に1回)を病態の悪化等が認められるまで投与を継続した(投与の際は、本剤の投与後にドセタキセルを投与)。有効性の解析対象とされた157例(本剤+ドセタキセル投与群76例、プラセボ+ドセタキセル投与群81例)における、主要評価項目である無増悪生存期間は、本剤+ドセタキセル投与群で5.22ヵ月(95%信頼区間3.52~6.97)、プラセボ+ドセタキセル投与群で4.21ヵ月(95%信頼区間2.83~5.62)、ハザード比0.83(95%信頼区間0.59~1.16)であった18)。
本剤が投与された94例中において発現した主な有害事象は、好中球減少症(95.7%)、口内炎(54.3%)、鼻出血(47.9%)、末梢性浮腫(36.2%)、発熱性好中球減少症(34.0%)等であった。,
プラチナ製剤を含む一次治療の施行中又は施行後に増悪が認められた進行・再発の非小細胞肺癌患者注14)1253例を対象に、本剤+ドセタキセルとプラセボ+ドセタキセルとを比較する無作為化二重盲検プラセボ対照第III相試験を実施した。本剤10mg/kg又はプラセボとドセタキセル75mg/m2(3週間に1回)注15)を病態の悪化等が認められるまで投与を継続した(投与の際は、本剤の投与後にドセタキセルを投与)。主要評価項目である全生存期間において有意な延長を認めた19)。
本剤+ドセタキセル
プラセボ+ドセタキセル
628
625
428
456
10.5
(9.5-11.2)
9.1
(8.4-10.0)
0.857(0.751-0.979)
P=0.024
本剤が投与された627例において発現した主な有害事象は、好中球減少症(55.0%)、疲労/無力症(54.7%)、口内炎(23.3%)、鼻出血(18.5%)、末梢性浮腫(16.3%)、粘膜の炎症(16.1%)等であった。,
化学療法歴のないEGFR遺伝子変異注16)陽性の進行・再発の非小細胞肺癌患者449例(日本人症例211例を含む)を対象に、本剤+エルロチニブとプラセボ+エルロチニブとを比較する無作為化二重盲検プラセボ対照試験(第III相パート)を実施した。本剤10mg/kg又はプラセボ(2週間に1回)とエルロチニブ150mg(1日1回)を病態の悪化等が認められるまで投与を継続した。主要評価項目である無増悪生存期間において有意な延長を認めた。1年無増悪生存率は本剤+エルロチニブ投与群で71.9%(95%信頼区間65.1~77.6)、プラセボ+エルロチニブ投与群で50.7%(95%信頼区間43.7~57.3)であった9)。
本剤+エルロチニブ
プラセボ+エルロチニブ
224
225
122
158
無増悪生存期間中央値(月)
19.35
(15.38-21.55)
12.39
(10.97-13.50)
0.591(0.461-0.760)
P<0.0001
また、RELAY試験において、化学療法歴のないEGFR遺伝子変異注16)陽性の進行・再発の非小細胞肺癌患者82例(日本人症例68例を含む)を対象に、本剤とゲフィチニブを併用投与する非盲検非対照試験(パートC)を実施した。本剤10mg/kg(2週間に1回)とゲフィチニブ250mg(1日1回)を病態の悪化等が認められるまで投与を継続した。1年無増悪生存率は65.0%(95%信頼区間52.4~75.1)であった10)。
本剤とエルロチニブが併用投与された221例(日本人症例105例を含む)において発現した主な有害事象は、感染症(80.5%)、下痢(70.1%)、高血圧(45.2%)、口内炎(41.6%)、蛋白尿(34.4%)等であった。また、本剤とゲフィチニブが併用投与された82例(日本人症例68例を含む)において発現した主な有害事象は、感染症(67.1%)、下痢(62.2%)、高血圧(45.1%)、口内炎(42.7%)、蛋白尿(40.2%)等であった。,
ソラフェニブに不耐容、又はソラフェニブによる治療中もしくは治療後に増悪した切除不能な肝細胞癌患者のうち、ベースライン時の血清AFP値が400ng/mL以上の患者注17)292例(日本人症例59例を含む)を対象に、best supportive care(BSC)との併用において本剤とプラセボとを比較する無作為化二重盲検プラセボ対照第III相試験を実施した。本剤8mg/kg又はプラセボを2週間に1回投与し、病態の悪化等が認められるまで継続した。主要評価項目である全生存期間において有意な延長を認めた20)。
197
95
147
8.51
(7.00-10.58)
7.29
(5.42-9.07)
0.710(0.531-0.949)
P=0.0199
本剤が投与された197例(日本人症例41例を含む)において発現した主な有害事象は、末梢性浮腫(25.4%)、高血圧(24.9%)、蛋白尿(20.3%)、血小板減少症(14.7%)、頭痛(14.2%)等であった。
ラムシルマブはヒトVEGFR-2に対する抗体であり、VEGF-A、VEGF-C及びVEGF-DのVEGFR-2への結合を阻害することにより、VEGFR-2の活性化を阻害する21)。ラムシルマブは、VEGFR-2の活性化阻害により、内皮細胞の増殖、遊走及び生存を阻害し、腫瘍血管新生を阻害すると考えられる22)。
胃癌患者由来の癌組織片、ヒト胃癌由来MKN-45細胞株、結腸・直腸癌由来HT-29、HCT-8、HCT-116及びColo205細胞株、非小細胞肺癌由来HCC827、NCI-H441、NCI-H460、NCI-H292、NCI-H2122及びNCI-H1975細胞株並びに肝細胞癌由来HuH-7細胞株を皮下移植したヌードマウスにおいて、DC101(マウスVEGFR-2に対する抗体)は腫瘍増殖抑制作用を示した23),24),25),26)。
ラムシルマブ(遺伝子組換え)[Ramucirumab(Genetical Recombination)]〔JAN〕
ラムシルマブは、ヒト血管内皮増殖因子受容体2の細胞外領域に対する遺伝子組換えヒトIgG1モノクローナル抗体である。ラムシルマブは、マウスミエローマ細胞(NS0)により産生される。ラムシルマブは、446個のアミノ酸残基からなるH鎖(γ1鎖)2本及び214個のアミノ酸残基からなるL鎖(κ鎖)2本で構成される糖タンパク質(分子量:約147,000)である。
10mL[1バイアル]
50mL[1バイアル]
1) 社内資料: ラムシルマブの生殖発生毒性に関する科学的評価(2015年3月26日承認、CTD2.6.6.6)
2) NDBを用いた調査結果の概要(VEGF/VEGFR阻害作用を有する薬剤の動脈解離に関するリスク評価): https://www.pmda.go.jp/files/000266521.pdf
3) 社内資料: ラムシルマブの反復投与毒性試験(2015年3月26日承認、CTD2.6.6.3)
4) Yamaguchi K, et al.: Gastric Cancer. 2018; 21(6): 1041-1049
5) Ueda S, et al.: Oncologist. 2015; 20(5): 493-494
6) 社内資料: 胃癌患者におけるラムシルマブ反復投与(パクリタキセル併用)後の薬物動態(第III相)(2015年3月26日承認、CTD2.7.6.12)
7) 社内資料: 結腸・直腸癌患者におけるラムシルマブ反復投与(FOLFIRI併用)後の薬物動態(第III相)(2016年5月23日承認、CTD2.7.6.4)
8) 社内資料: 日本人非小細胞肺癌患者におけるラムシルマブ反復投与(ドセタキセル併用)後の薬物動態(第II相)
9) Nakagawa K, et al.: Lancet Oncol. 2019; (doi: 10.1016/S1470-2045(19)30634-5)
10) 社内資料: 非小細胞肺癌を対象とした国際共同第Ib/III相試験(RELAY試験 PartC)
11) 社内資料: 肝細胞癌患者におけるラムシルマブ反復投与後の薬物動態(第III相)
12) Chow LQM, et al.: Cancer Chemother Pharmacol. 2016; 78(2): 433-441
13) Wang D, et al.: Cancer Chemother Pharmacol. 2016; 78(4): 727-733
14) Stein MN, et al.: Clin Pharmacol Biopharm. 2016; 5(4): 161-166
15) Fuchs CS, et al.: Lancet. 2014; 383(9911): 31-39
16) Wilke H, et al.: Lancet Oncol. 2014; 15(11): 1224-1235
17) Tabernero J, et al.: Lancet Oncol. 2015; 16(5): 499-508
18) Yoh K, et al.: Lung Cancer. 2016; 99: 186-193
19) Garon EB, et al.: Lancet. 2014; 384(9944): 665-673
20) Zhu AX, et al.: Lancet Oncol. 2019; 20(2): 282-296
21) 社内資料: VEGFリガンドのVEGFR-2への結合に対するラムシルマブの作用(2015年3月26日承認、CTD2.6.2.2)
22) 社内資料: ラムシルマブの細胞機能に対する作用(2015年3月26日承認、CTD2.6.2.2)
23) 社内資料: ヒト胃癌のマウス異種移植モデルにおけるDC101の抗腫瘍効果(2015年3月26日承認、CTD2.6.2.2)
24) 社内資料: ヒト結腸・直腸癌のマウス異種移植モデルにおけるDC101の抗腫瘍効果(2016年5月23日承認、CTD2.6.2.2)
25) 社内資料: ヒト非小細胞肺癌のマウス異種移植モデルにおけるDC101の抗腫瘍効果
26) 社内資料: ヒト肝細胞癌のマウス異種移植モデルにおけるDC101の抗腫瘍効果
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