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劇薬
齲窩及び根管の消毒、歯髄炎の鎮痛鎮静、根端性歯周組織炎の鎮痛鎮静
適量を患部に貼付する。歯髄処置の場合:齲窩の拡大、清掃後、適量を小綿球に浸潤させて窩内に挿入し、仮封する。根管処置の場合:齲窩・根管(髄腔)の拡大、清掃後、適量を滅菌綿繊維又はペーパーポイントに浸潤させて根管内に挿入し、仮封する。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
頻度不明
過敏症
過敏症状
急性毒性(グアヤコール)1)ラット 経口 LD50= 725 mg/kg
処置別における臨床成績は次のとおりである2) 。
適 用
症例数
成 績
良好
概良
不良
歯髄処置
194
187
7
0
根管処置
108
101
5
2
本剤はグアヤコールの迅速な局所麻痺作用により3) 、齲窩の消毒、各種の歯髄炎及び根端性歯周組織炎に対し優れた鎮痛鎮静、消炎作用を示す2)4)5) 。
グアヤコールのフェノール係数は0.9であり、消毒作用を有するとともに6) 、各種細菌、真菌に対しても広範な抗菌力を持つ7) 。
グアヤコール(Guaiacol)
2-Methoxyphenol
C7H8O2
124.14
本品は無色~淡紅色澄明の油状の液又は無色の結晶で、特異な芳香があり、液は強く光線を屈折する。本品はジメチルホルムアミド、エタノール(95)又はジエチルエーテルと混和する。本品は水にやや溶けにくい。(結晶の融点は約28 ℃である。)
10 mL(合成樹脂容器)
1) 米国国立職業安全衛生研究所:4万2千種化学薬品毒性データ集成.1975
2) 森本 優,淺井康宏,寺門有二,渡辺 正,服部玄門,関根永滋:クレオドンの臨床成績について.歯科学報.1960;60(8):111-116
3) 社内資料:栄研環境科学研究所:キャンフェニック、クレオドン神経麻痺試験.1975
4) 淺井康宏:グアヤコール及び亜鉛華グアヤコールが歯髄に及ぼす影響に関する臨床病理学的研究.歯科学報.1964;64(8):1-74
5) 鳥居栄一:グアヤコール及び亜鉛華グアヤコールが麻酔抜髄創に及ぼす影響に関する臨床病理学的研究.歯科学報.1976;76(8):91-135
6) 吉利 和,石川浩一,真下啓明:臨床薬理学体系.1966;(14):113
7) 社内資料:北里研究所:クレオドン(グアヤコール)及びクロラムフェニコールの抗菌力試験.1963
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