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齲蝕の予防
通常、歯面に対し2週間に3~4回塗布を1クールとし、これを年間1~2回次の方法により実施する。[塗布方法]Ⅰ. 一般的方法(1)歯面の清掃歯ブラシ等によって口腔内を十分に清掃してから、必要ある時は塗布面の歯石を除去し、ポリッシングブラシ又はポリッシングカップに研磨剤をつけて歯面から歯垢(苔)を除くようにする。(2)防湿・乾燥巻綿花(ロールワッテ)を用いて塗布する歯を孤立させ、綿球で唾液を拭った後、圧縮空気(エアーブロー)で乾燥する。(3)薬液の塗布薬液(2mL以下)に浸した脱脂綿、ガーゼ等で歯面をなるべく長く薬液に浸潤させる。塗布後約30分間は洗口させないで唾液を吐かせる程度にとどめる。Ⅱ. トレー法(1)歯面の清掃一般的方法と同様に行う。(2)トレーの選択及び適合歯(列)弓に適合するトレーを選び、このトレーの大きさに合ったゴム袋及び塗布紙をセットする。(3)薬液の浸潤塗布紙にスポイトで薬液(2mL以下)を浸み込ませる。(4)トレーの装着トレーを口腔内に挿入し、軽く歯列に圧接して約4分間かませる。(5)トレーの除去トレーを外し、塗布紙を除去する。塗布後約30分間は洗口させないで唾液を吐かせる程度にとどめる。
塗布薬液量は2mL以下とし、幼小児においては必要最小限度にとどめること。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
頻度不明
過敏症
過敏症状
誤って飲用し、嘔吐、腹痛、下痢等の急性中毒症状を起こした場合には、牛乳、グルコン酸カルシウム等のカルシウム剤を応急的に服用させ、医師の診療を受けさせること。
急性毒性(フッ化ナトリウム)1)ラット 経口 LD50=180mg/kg
歯牙の形成期に適量のフッ素が作用すると、ヒドロキシアパタイトの生成が促進され、結晶性が向上する。また、作用するフッ素量に応じ、ヒドロキシアパタイトの水酸基とフッ素イオンが置換し、安定した結晶構造を持つフルオロアパタイトが生成し、エナメル質の溶解性が減少するとともに、フッ素の唾液中の無機質を沈着させる再石灰化促進作用と、細菌の産生する酵素の活性を阻害し、酸産生を低下させる作用等により、歯質の耐酸性を向上させ、齲蝕抵抗性のある良質な歯牙を形成する2) 。
フッ化ナトリウム(Sodium Fluoride)
Sodium Fluoride
NaF
41.99
本品は白色結晶性の粉末で、においはない。本品は水にやや溶けやすく、エタノール(99.5)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。水溶液はガラスを侵す。
300 mL(合成樹脂容器)
1) 米国国立職業安全衛生研究所:4万2千種化学薬品毒性データ集成.1975
2) 飯塚喜一,岡田昭五郎:弗化物とその応用.1973;56-69
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